『BLEACH』現世在住のキャラクター
『死神代行篇』では現世（空座町）が物語のメインであり、キャラクターの登場シーンが多い。主に登場するのは一護のクラスメイト・黒崎家の面々と、過去の石田家の面々。最終章まで登場する重要なキャラクター達が多い。
『BLEACH』現世キャラクター：黒崎家
黒崎 一心（CV：森川智之）
黒崎家の大黒柱で一護/夏梨/遊子の父親。診療所「クロサキ医院」を営む町医者であり”元”死神。
マイペースで楽天的な性格をしており、子供たち（特に夏梨/遊子）を溺愛している。亡き妻黒崎真咲の巨大なポスタースタイルの遺影を壁に貼るほどの愛妻家だったりと年中ハイテンションでコメディ・リリーフなキャラクター。
霊感はまるで無い様な素振りを見せるが、一護の変化や虚による襲撃にも勘づいている素振りを見せる。
黒崎 夏梨(CV：大原さやか)
一護の妹であり、初登場時は小学5年生。同じく一護の妹である遊子の双子の妹。
男勝りな性格をしており、一護のことは「一兄（いちにい）」と呼び、父を「ヒゲ」と呼ぶ。初めてあったチャドを「おっさん」呼ばわりするなど非常に気が強い。
一護と同じく霊感が強く、死神・虚もはっきり見えているが、幽霊の存在を信じていなかった。ドン観音寺を通じ兄が死神化していることやルキアの正体を知る事になる。
黒崎 遊子（CV：瀬那歩美）
一護の妹であり、初登場時は小学5年生。同じく一護の妹である夏梨の双子の姉。
夏梨とは正反対の性格をしており優しい性格で泣き虫。また霊感も弱く霊をぼんやりと視認できる程度。今は亡き、黒崎真咲の代わりに黒崎家の家事を一手に担い、黒崎家のルール（ユズ法典と呼ばれている）も彼女が全て作成している。ドン観音寺のファン。
コン(CV：真殿光昭)
尸魂界で尖兵計画（スピアヘッド）の一環として作られた、対虚用の戦闘用改造魂魄戦闘用改造魂魄（モッド・ソウル）。
名前は一護により改造魂魄から取って付けられた。改造魂魄の強化能力として脚力が著しく強く、100m走は3秒8、垂直とびは13m56cmと以上な脚力を持ち特にジャンプ力に長けている。普段は、ライオンの人形に入れられており人形姿で活動するが、遊子にフリルを付けられたり、石田の手によって後頭部に滅却師マークが入れられたとバリエーションが豊か。横から見ると薄く（6cm）、女好きで巨乳好き。
『BLEACH』現世キャラクター：浦原商店
浦原 喜助(CV：三木眞一郎)
そう、我々に運命などない
無知と恐怖にのまれ
足を踏み外したものたちだけが
運命と呼ばれる濁流の中へと
堕ちてゆくのだ
表向きは「浦原商店」という駄菓子屋の店主であり、裏の顔は握菱鉄裁、紬屋雨、花刈ジン太を率いて死神への援助を行う闇商人。自称「ちょっと影あるハンサムエロ店主」。
基本、下駄と甚平、帽子姿であり目が見える事が少ない胡散臭い人物であり、飄々とした性格もあって掴みどころのない人物。日常的には能天気でお人好しな態度を装っている。死神の世界や虚についても精通しており、一護の手助けはもちろん、ルキアの現世での生活におけるフォローまでこなす。
握菱 鉄裁(CV：梁田清之)
浦原商店店員にして現世での浦原喜助の片腕的存在。紬屋雨と花刈ジン太のお目付け兼世話役でもある。
寡黙であるが面倒見が良く、エプロン姿の似合う辮髪。
(CV：下屋則子)
浦原商店の店員で年の若い少女。よみは”つむぎや うるる”
人見知りで、おっちょこちょいで気弱な泣き虫でありジン太によくいじめられているが、実の所はジン太よりも強く（年齢も3歳年上）、非常に強い戦闘能力を有し対虚では危なげなく相手を撃破する。
花刈 ジン太（CV：本田貴子）
浦原商店の店員で年の若い少年。
負けず嫌いでガキ大将気質。同じく浦原商店の店員である紬屋雨をよくイジメているが、ジャンケンとなるといつも負けている。一護の妹である夏梨とはライバル関係にあるが、同じ妹の遊子には惚れこんでいる模様。
『BLEACH』現世キャラクター：空座第一高等学校
有沢 竜貴（CV：野田順子）
一護のクラスメイトにして幼馴染。織姫とは中学時代にいじめから救い出してから無二の親友。
男勝りな性格で強気。デリカシーがなく大雑把。幼馴染であり仲間だと思っている一護から頼られなくなった事に憤る程に仲間想い。同じくクラスメイトの千鶴から「男みたいな性格だけど、一応美人」と言われており、コンが初対面で「結構可愛い」という程に容姿がいい。
また、好きな四字熟語は一撃必殺というだけある脳筋であり片腕を骨折していてもインターハイで準優勝するほどの空手の達人。ドン・観音寺のロケを見にいったころを境に霊感が強まり、一護が死神化した姿を視認できるまで霊感が強まったが、何かの能力が発露する事は無く、あくまでも霊感の強い（霊圧知覚の出来る）人間。
クラスメイトのキャラクターの中でも、メインキャラクターと思われる登場頻度だが「死神代行篇」以降では登場回数が大きく減少した。
浅野 啓吾（CV：小西克幸）
一護のクラスメイトでムードメーカー的存在。一人ぼっちの時でも何時でも半笑い。基本騒がしいが、根は寂しがり屋で水色とは中学生からの同級生。現世の主な舞台である空座町の住民ではなく、鳴木市民。
一護の影響からか、物語の進行に合わせて彼にも霊が見えるようになったが、彼自身はそれを霊だと信じたくない様子。
基本はムードメーカーの風見鶏な少し軽薄な性格に見えるが、友情に熱い面もある。
小島 水色（CV：福山潤）
一護のクラスメイトであり、趣味は女あさり。歳の割に大人びており小憎たらしい。また冷めた所がある。
様々な女性とハリウッドスター並みの交流の深さを持つ年上キラーであり、手当たり次第に女性を見つけては手料理を作らせている。とはいえ彼女を作らず不特定多数と遊んでいるかというと、ナオコという彼女が居たりする。家庭環境は非常に複雑で女性依存も家庭環境が影響している模様。
入学式で一護とチャドと出会い小柄で一護とは感じが異なるが、いつもつるんでいる仲。また浅野啓吾とは中学からの同級生で「自分よりよっぽどいい奴」と思っているが、啓吾の絡み方によっては、鬱陶しくなり口調が敬語に成ったり顔を踏みつけたりと極端に辛辣な態度をとる事もある。
本匠 千鶴（CV：中島沙樹）
眼鏡をかけたレズッ気のある女子であり通称「万年発情猫」。
井上 織姫に執心しており“そっちの道”に誘うも毎回、有沢 竜貴に手酷くドツかれ怒られる。基本ふざけた”少年誌としてはヤバめ”のキャラクターだが、ここぞという時は思いのほか真面目なキャラクターに変貌する。見た目通り学業面は優秀で、一学期の期末の結果では一学年中31位。
先の性的思考により”かなり”際どい発言を漫画内では行っているが、それが仇となり？アニメ版ではかなり省かれいる。
小川 みちる（CV：真田アサミ）
ほのぼのタイプの小柄な女子。雨竜が部長を務める手芸部に所属している。
おとなしく、おどおどした性格であり、一護の事を苦手にしている要で少し恐がっている。
国枝 鈴（CV：生天目仁美）
教師陣からも一目置かれている優等生。ちなみに名前は”すず”では無く”りょう”と読む。
学年トップクラスの頭脳を持ち、更にはインターハイにも出る陸上部1年エース。性格はクールで文武両道の秀才。なお100mのタイムは12秒フラットで石田 雨竜に次ぐ成績となっているが、もちろん女性では1位。
夏井 真花（CV：納見佳容）
一護のクラスメイトであり活発な女子。積極的で明るい性格をしている。
制服の蝶ネクタイは着用せずシャツの襟元を大きく広げているおり初登場時は織姫よりも胸が大きかった。
大島 麗一（CV：ー）
十方中学出身で停学となった不良。一護や茶渡と高校入学式当日から喧嘩をしていた。一護曰く「ヒヨコみたいな頭の男」。自分では一護とキャラが「モロカブリ」だと思っている。
越智 美諭（CV：生天目仁美）
一護たちの担任であり、担当教科は現代国語。
基本的には生徒に対しては放任主義であり、世間を騒がせる様な騒動があったとしても動じず生徒に対して理解が深い。基本的には優しくめったに怒らないが、一護が修行で長期欠席した時は流石にキレていた。
なおアニメ版では国枝 鈴と声優が一緒。
鍵根（CV：中多和宏）
「信じ難し！」が口癖の体育教師。熱い生徒指導をする昔ながらの漫画に登場するテンプレート的な生徒指導教師。生真面目な性格をしており、細かい面があり生徒（特に一護）から疎まれている。
校長（CV：ー）
空座第一高等学校の校長。一護が「ぶらり霊場 突撃の旅」（ドン・観音寺の番組）の生放送中に起こした騒動では「うちの生徒がテレビに出てたって孫に自慢できる」と逆に喜んでいた。怖いぐらいに楽天家。なお、鍵根が扉を壊した時には彼の給料から差し引いたりと、しっかりした面も併せ持つ。原作では2コマしか登場しておらず、その姿はに南部虎弾似ている。吹き出しよりも小さい。
『BLEACH』現世キャラクター：その他
井上 昊（CV：うえだゆうじ）
井上織姫の実兄。作中では開始三年前に事故で死亡しており、すでに故人。名前の読みは”そら”。
黒髪が特徴的な爽やかな男性であり、育児を放棄した両親に変わり織姫を親代わりに育ててきた。実年齢は不明だが織姫より一回り以上年上な様子。一護と出会い亡き自分への報告が”一護”中心となった事を悲観し虚化し、織姫の前で一護に敗れる。最期は織姫を想い魂葬される。
シバタユウイチ（CV：津村まこと）
チャドが出会ったインコに入れられた少年の魂。
連続殺人犯に母親を殺害され、その殺人犯の裾を掴みベランダから落とし結果的に仇を取るも、殺人犯が虚化。虚となった殺人犯シュリーカーにより「母親を生き返らせる」という口車に乗せられ、生きたまま魂魄をインコに入れられ「母親を生き返らせる」ためのゲームとしてシュリーカーから逃げ回っていた。
シュリーカーが倒された後も、長期間肉体を離れたため因果の鎖が切れており元の肉体に戻ることが出来ず”母親の待つ”尸魂界に魂葬された。『尸魂界篇』に入り西流魂街でチャドと再会するが、その時点では母親とは再会出来てはいないが、流魂街の中で仲間と仲良く暮らしている。
遠野 翠子（CV：ー）
遊子、夏梨のクラスメート。
『死神代行篇』では夏梨と遊子に度々振り回される。密かに浅野に想いを寄せており単行本のおまけページでは見かけて後を追いかける積極性を見せるが、基本は比較的おとなしい性格。
ドン・観音寺／観音寺 ミサオ丸（CV：千葉繁）
霊媒師であり芸能人。本名は観音寺 美幸雄（かんおんじ みさお）。
人並み外れた高い霊感を持つが、能力の範囲はどこまでいっても普通の人間。「ぶらり霊場 突撃の旅」という毎週視聴率25%を超える自身が主演／MCを務める超人気TV番組を持ち、「ボハハハハーッ!」と手をクロスさせ笑い叫ぶなど、強烈なファッションセンスと独特のスタイルでカリスマ的人気を集める。
霊媒師としての能力は生来の物で独学であり、一護と出会うまでは魂魄の胸の孔を広げる行為こそが除霊と信じていたが、実際にはその行為が虚化を促すと知り、その後は魂魄の胸の孔を広げる行為は行っていない。戦闘力は作中に登場する霊力所の中でも非常に低いが、豆粒程度の霊力を放ったり人間大からそれ以下の大きさ程度の虚であれば、倒す程度の実力はある。
一護に出会った際は戦友（とも）と呼んでいたが、その後は一番弟子となぜか格下げし、同じ派手な服を着るもの同士で一心とも意気投合。後に、空座防衛隊を結成し芸能活動のかたわら空座町で虚退治をしており、ポジションはゴールド。
ドン・観音寺の能力
オスカー・ホアキン・デ・ラ・ロサ（CV：広瀬正志）
チャドの祖父であるメキシコ人。
チャド曰く南米原住民とスペイン系移民の混血であるメスティーソらしい。8歳にして両親が早世したチャドを引き取り親代わりとして育て、体格に身を任せて暴力をふるっていたチャドを力強く叱り、チャドを自分のために暴力を振るわない様に育てあげた。チャドの首飾りは彼からの形見。
横ちん（CV：志村知幸）
中学時代のチャドを襲った不良グループのリーダー。
初登場時は回想で登場し、チャドをスタンガンで倒し拘束。形見のコインを壊そうとするがチャドを助けに来た一護に蹴り飛ばされる。『死神代行消失篇』で再登場し一護と対立するが鰻屋育美に蹴り飛ばされダウンした。
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