『名探偵コナン』都道府県警に属するキャラクター
大阪府警
服部平蔵(CV:小山武宏→山路和弘)
大阪府警本部長で、階級は警視監。服部平次の父あり、和葉の父である遠山銀司郎とは幼馴染で親友。
『コナン』に登場するキャラクターの中でもトップクラスのキレ者で、時に息子も凌駕する推理力を発揮する。また、剣道においても有段者であり腕っぷしも強い。真面目な話をしている時や、激昂した時などに片目を見開いたり、凶悪な犯罪者達相手に「神妙にして、縛に就けや!!!」と啖呵を切るなど時代劇的な行動が多い。
因みに作中で役職がはっきりしている警察官の中では、最も階級の高い人物。
遠山銀司郎(CV:佐古正人→小川真司→てらそままさき)
大阪府警刑事部部長で、階級は警視長。遠山和葉の父あり、平次の父である服部平蔵と幼馴染で親友。
幼馴染でもあり、上司である服部平蔵の右腕として活躍しており、平蔵からの信頼だけでは無く人望も厚く上下関係なく慕われやすい性格であり、自分の部下が連続殺人事件の主犯であっても「今はまだ私の部下です」と庇う部下思いの一面も持つ。
和葉を嫁にやるなら平次にと本気で考えている。
大滝悟郎(CV:若本規夫)
大阪府警察捜査一課強行犯捜査係の警部。元高校球児。
平次・和葉の父親である服部平蔵・遠山銀司郎のことを、非常に尊敬しており慕っており、その間柄から平次・和葉を可愛がり「平ちゃん」「和葉ちゃん」と呼んでいる。
坊主頭で右の眉毛の所に古傷がある強面だが、懐は広く気さくな人物であり頼まれると断れない優しい性格をしている。
長野県警
大和敢助(CV:高田裕司)
長野県警察刑事部捜査一課の警部。35歳。
事件の捜査中に雪崩に巻き込まれ、それ以後隻眼となり杖をついている。
有能揃いの長野県警の中でも特に頭のキレる刑事であり非常に高い推理能力を持つ。「眠りの小五郎」の裏にコナンがいる事に気付いておりコナンを「とんだ化け物」と称している。
同僚の諸伏高明とは小学生時代からの同級生でライバルでもあるが、対抗心が空回りして冷静さを欠き負け込んでいる模様。部下は幼馴染で両想いの上原由衣。
諸伏高明(CV:速水奨)
長野県警察刑事部捜査一課の警部。35歳。
警視庁公安部所属の警察官であった諸伏景光(スコッチ)は実弟。
小学校時代から、諸葛孔明をもじって”コウメイ”と呼ばれており、刑事になってからも『所轄のコウメイ刑事』と渾名されている。東都大学法学部を首席で卒業しているのにも関わらず、ノンキャリア組として長野県警に入った変わり者。
推理に集中すると周りが見えなくなる傾向があるが、知識に富んだ有能な警部であり、大和敢助とは小学生以来のライバルだが、諸伏警部が勝利することの方が多いらしい。
上原由衣(CV:小清水亜美)
初登場時は元刑事で、後に復帰した長野県警の刑事。29歳。
大和敢助の幼馴染で部下の立場だが「かっちゃん」と呼ぶ癖が抜けきっていない。またそ同級生の諸伏高明のこともよく知っている。
大和に好意を抱いていたが、長くの行方不明で死んだと勘違いし、慕っていた警察官である甲斐巡査の死の真相を知る為に長野の名家である虎田家に嫁ぐ。※結婚した相手に対しては捜査のためだけに結婚をしただけで行為は無かったサイコパス。
その後、事件に巻き込まれ夫を亡くし未亡人になり刑事に復職した。
神奈川県警
横溝重悟(CV:大塚明夫)
神奈川県警の警部。捜査一課所属。静岡県警の横溝参悟は双子の兄。
兄とは声や顔がうり二つで階級も同じく警部だが、性格は正反対で目付きは鋭く、やや直情的で口調も荒っぽい。小五郎に対しても「煙の小五郎」と呼び、胡散臭く思っている節がある。
高圧的かつ威圧的な外見をしているが、本質的には、罪と悪を憎み、弱き者を守る強い信念の持ち主であり優しい一面も持ち合わせている。その一方、推理などの頭仕事は苦手で無実の人間を誤認逮捕しかけたり、犯人に肘打ちをするなど過激な行動が目立つ。
萩原千速(CV:???)
神奈川県警の白パト隊員(ホワイトエンジェルス)で階級は警部補。31歳。
両名とも故人ではあるが、萩原研二の姉で松田陣平の初恋の人である。独身でありモテる様で、同僚の横溝重悟の誘いを断っている。
コナンが弟である萩原研二の死亡の原因になった連続爆破事件を解決した事を知っており、神奈川県内でコナンが事件に巻き込まれた時には、仮を返すために協力をした。
静岡/群馬県警+京都府警
横溝参悟(CV:大塚明夫)
静岡県警の警部。神奈川県警にいる横溝重悟は双子の弟。
毛利小五郎の推理ショーを見て感動した事が切っ掛けに初登場時から現在まで小五郎の数少ない支持者となっている。そのため、小五郎の的外れな推理(眠っていない時の推理)でも真に受け取り感服する姿が見られる。
名前の由来の通り、髪型がサンゴの様になっているが泳げない。口調は丁寧だが古い警察ドラマの登場人物の様に過剰な抑揚をつけて大声で話し、取り調べでは必要以上に顔を近づけて話す癖がある。
山村ミサオ(CV:古川登志夫)
群馬県警の警部。作中で一番のヘッポコ刑事。
藤峰有希子(工藤有希子)が主演の「あぶない婦警物語」みて刑事を目指したらしい。お調子者で、小五郎を慕っている。知ったかぶり的な態度や口調が目立ち、本当に刑事なのか疑わしい発言や警察手帳を落す等、ポンコツな行動をすることも目立ち、ある意味で”本物”である。もはや捜査に支障をきたすレベルで邪魔な存在。
ここまでポンコツなのに、初登場時は巡査部長だったが、劇場版第13作『漆黒の追跡者』で何故か警部に昇格している。群馬県警の唯一のネームドキャラクターである事からも『コナン』の世界線では群馬県警にろくなのが居ない事が分かる。
綾小路文麿(CV:置鮎龍太郎)
京都府警捜査第一課警部。渾名はおじゃる警部。28歳。肩にシマリスを乗せている。
名前の様に公家っぽい眉毛をしており、実際に公家出身。国家公務員1種試験に合格したキャリア組で警視庁の捜査第一課に所属する警部・白鳥任三郎が同期でありライバル視している。
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