- タロットカードに暗示されたスタンドを持つキャラクター
- グレーフライ/タワー・オブ・グレー(灰の塔)
- 偽キャプテン・テニール/ダークブルームーン(暗青の月)
- フォーエバー/ストレングス(力)
- 呪いのデーボ/エボニーデビル(悪魔)
- ラバーソール/イエローテンパランス(黄の節制)
- ホル・ホース/エンペラー(皇帝)
- J・ガイル/ハングドマン(吊られた男)
- エンプレス/ニーナ
- ズィー・ズィー(Z.Z)/ホウィール・オブ・フォーチュン(運命の車輪)
- エンヤ婆(エンヤ・ガイル)/ジャスティス(正義)
- スティーリー・ダン(鋼入りのダン)/ラバーズ(恋人)
- アラビア・ファッツ/サン(太陽)
- マニッシュ・ボーイ/デス・サーティーン(死神13)
- カメオ/ジャッジメント(審判)
- ミドラー/ハイプリエステス(女教皇)
タロットカードに暗示されたスタンドを持つキャラクター
グレーフライ/タワー・オブ・グレー(灰の塔)
スタンド名 | タワー・オブ・グレー | ||||
本体 | グレーフライ | ||||
タイプ | 遠隔操作型 | ||||
破壊力 | E | スピード | A | 射程 | A |
持続力 | C | 精密機動性 | E | 成長性 | E |
エジプト行きの飛行機の機内でジョースター一行を襲ったスタンド使いの老人と、老人が操るクワガタ型のスタンドが「タワー・オブ・グレー」。人の舌を好んで食いちぎる。序盤とは言えスタープラチナよりも早いスピードを誇るスタンド。タロットカード「塔」は”破壊と災害。そして旅の中止”の暗示を持っている。肉の芽は植え付けられておらず、金銭で雇われた殺し屋。花京院のハイエロファントグリーンの触手でスタンドをバラバラに千切られリタイア。
なお、本体のグレーフライという名前は作中には登場せず後付け。本体の下にクワガタ型の溝(?)があるがハイエロファントグリーンにスタンドが千切られた際には、頭までバックり割れてしまっておりその部分からスタンドが発生した訳では無い。
偽キャプテン・テニール/ダークブルームーン(暗青の月)
スタンド名 | ダークブルームーン | ||||
本体 | 偽キャプテン・テニール | ||||
タイプ | 近距離パワー型 | ||||
破壊力 | C | スピード | C | 射程 | C |
持続力 | B | 精密機動性 | C | 成長性 | D |
スピードワゴン財団から派遣されたチャーター船の船長に成り代わっていた男。作中でも後付けでも名前が無い。使うスタンドはダークブルームーン(暗青の月)。四ツ目の半魚人の様なビジョンをしており鋭い鉤爪とスピードを以って相手を翻弄する。また触れたモノにフジツボを付着させエネルギーを吸い取る事も可能。
調子に乗って海中へ誘い込むも、海に飛び降りる途中で承太郎のラッシュを喰らいリタイア。
フォーエバー/ストレングス(力)
スタンド名 | ストレングス | ||||
本体 | フォーエバー | ||||
タイプ | 実体型 | ||||
破壊力 | B | スピード | D | 射程 | D |
持続力 | A | 精密機動性 | E | 成長性 | E |
エンヤ婆が送り込んだ刺客7人の内の1人。オランウータンでありながらスタンド使いであり女好き。高い知能を持っているが挑発に乗りやすいなど、イギーやペットショップと比較すると格落ち感が強い。本体名はグレーフライ同様に後付け。
彼のスタンドであるストレングスは船と同化したスタンドであり、船内に設置されている物体を意のままに操作したり、本体が船内と同化し移動する事が出来る。実際にある物に同化しているのでスタンド使い以外にも見えるスタンド。
一般人にも見えるスタンド。動物のスタンド使いという2つがフォーエバーのスタンドであるストレングスが『ジョジョの奇妙な冒険』で初。
呪いのデーボ/エボニーデビル(悪魔)
スタンド名 | エボニーデビル | ||||
本体 | 呪いのデーボ | ||||
タイプ | 遠隔操作型 | ||||
破壊力 | D | スピード | D | 射程 | A |
持続力 | B | 精密機動性 | D | 成長性 | B |
政財界の大物も御用達の殺し屋で「アメリカインディアンの呪術師」。相手を憎むことによって力を増幅させるという少年誌にあるまじき姿を見せる本体は、その性質もあり傷だらけである。
エボニーデビルと言えば、上記画像の奇怪な人形のイメージがあるが、これはスタンドの憑依体であり、スタンド自体の本来のビジョンは虫の様な見た目を持つ人型。憑依した人形を傷つけられると、本体にダメージがフィードバックする。ポルナレフの数少ない単身撃破したキャラクター。
ラバーソール/イエローテンパランス(黄の節制)
スタンド名 | イエローテンパランス | ||||
本体 | ラバーソール | ||||
タイプ | 実体型 | ||||
破壊力 | D | スピード | C | 射程 | E |
持続力 | A | 精密機動性 | E | 成長性 | D |
自称ハンサム。DIOに承太郎を殺害すれば1億ドルという契約で雇われた殺し屋。花京院に変装し承太郎に近づいた。(レロレロレロレロ)自身のスタンド:ラバーソールはスライム状のスタンドでスタンド使い以外からも視認可能。接触した生物の肉を溶かして捕食することにより強さや大きさが増し、どんな衝撃も分散・吸収する柔軟さを持つ。
スタンドが誇る高い防御力と指にスタンドを接触させ承太郎を追い詰めるも、川に落とされ、呼吸のためにスタンドの防御を解いて顔を出したところを殴られ、その後不意打ちを喰らわすもラッシュを喰らいリタイア。
ホル・ホース/エンペラー(皇帝)
スタンド名 | エンペラー | ||||
本体 | ホル・ホース | ||||
タイプ | 複合型 | ||||
破壊力 | B | スピード | B | 射程 | B |
持続力 | C | 精密機動性 | E | 成長性 | E |
エンヤ婆が送り込んだ刺客7人のうちの1人。テンガロンハットを愛用し、ガンマンを気取る金で雇われた暗殺者。度胸も据わっており、自分の能力もわきまえた実力者でありスピンオフ作品『クレイジー・Dの悪霊的失恋』では主人公を務める。女好きでプレイボーイ。
自分の能力を弁えており、他者と協力する事を好む。4度登場して2度もジョースター一行と戦った末に生き残っている唯一のキャラクター。
スタンドであるエンペラーは拳銃の形をしたスタンドであり、発射される銃弾もスタンドであり自分の意志のママにあり得ない軌道であっても操作が可能。ただし射程があまり長く無く、距離が離れると威力が落ちるし、意識を欠くと弾丸の操作性が失われるという贔屓目にも強いとは言えないスタンド。発現時の効果音は「メギャン」。
J・ガイル/ハングドマン(吊られた男)
スタンド名 | ハングドマン | ||||
本体 | J・ガイル | ||||
タイプ | 遠隔操作型 | ||||
破壊力 | C | スピード | A | 射程 | A |
持続力 | B | 精密機動性 | D | 成長性 | D |
エンヤ婆の息子にして、ポルナレフにとっては妹の仇。両手が右手であり醜悪な見た目をしている。自分の欲望のママに犯罪を犯す卑劣漢。不意打ちなんて意にも介さず普通に行う。「J・ガイルの旦那」。
スタンド:ハングマンは機械的なミイラ男のビジョンをしており、鏡から鏡(光を反射するなら瞳でもOK)への反射し鏡に映った人間を攻撃する“光のスタンド”。その特徴から「鏡の中から攻撃するスタンド」だと思われていたが、花京院から鏡の世界などあり得ないと一蹴された。第五部『黄金の風』で出てくる”マン・イン・ザ・ミラー”を見たら花京院はどうするのだろうか…。というのは別の話。
エンプレス/ニーナ
スタンド名 | エンプレス | ||||
本体 | ネーナ | ||||
タイプ | 実体型 | ||||
破壊力 | C | スピード | E | 射程 | A |
持続力 | A | 精密機動性 | D | 成長性 | D |
本体の血液を付着させた箇所に人面瘡となって取り憑くスタンド。食物を摂取する事で成長し取り憑いた相手に攻撃をする。本体はスタンド能力で美女の姿に擬態している醜女。面瘡となった部分を攻撃されても本人へダメージがフィードバックする。実態型だが本体の操作を必要としない遠隔操作型の走り。ジョセフが単身撃破した数少ない敵キャラクター。
ズィー・ズィー(Z.Z)/ホウィール・オブ・フォーチュン(運命の車輪)
スタンド名 | ホウィール・オブ・フォーチュン | ||||
本体 | ズィー・ズィー | ||||
タイプ | 実体型 | ||||
破壊力 | B | スピード | D | 射程 | D |
持続力 | A | 精密機動性 | E | 成長性 | D |
DIOには金で雇われた殺し屋。腕だけ筋肉質で他は貧相なアンバランスな姿をしている。承太郎に勝利したと思い「勝ったッ! 第3部完!」とメタ発言をした数少ないキャラクター。
スタンドのホウィール・オブ・フォーチュンは普通の自動車に一体化させ変形させるスタンド。一体化させるのでスタンド使い以外も視認可能。ガソリンを超高圧で弾丸のように飛ばしたり車体を変形させて攻撃する。一体化してるが故に車体を殴られた際は本体にダメージがフィードバックされる。
エンヤ婆(エンヤ・ガイル)/ジャスティス(正義)
スタンド名 | ジャスティス | ||||
本体 | エンヤ婆 | ||||
タイプ | 複合型 | ||||
破壊力 | D | スピード | E | 射程 | A |
持続力 | A | 精密機動性 | E | 成長性 | E |
DIOにスタンドの存在と能力の発現の方法を教えた張本人であり、スタンド能力に目覚めそうな者を矢で選抜していたある意味、諸悪の根源。DIOを”この世の帝王”と崇拝しており絶対の忠誠を誓う。息子J・ガイル同様に良太が右手であり、卑劣極まりない息子の事を溺愛し「心の清い息子」と認識している。
スタンドのジャスティスは霧状のスタンドで、傷口から侵入することで侵入した相手の体を生死問わずに操る事が出来る。またその影響範囲は大きく、墓場を1つの町に見せかけるなど射程は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの中でも最大級の射程を誇りホル・ホースから「最強最大のスタンド」と評価される。ビジョンは王冠を被った骸骨であり、霧状のため直接的な物理攻撃は無効化される。
スティーリー・ダン(鋼入りのダン)/ラバーズ(恋人)
スタンド名 | ラバーズ | ||||
本体 | 鋼入りのダン | ||||
タイプ | 遠隔操作型 | ||||
破壊力 | E | スピード | D | 射程 | A |
持続力 | A | 精密機動性 | D | 成長性 | E |
紳士的な物腰をしているが、実のところは卑劣漢。目的の為には手段を選ばないクズである。承太郎一行に捕縛されていたエンヤ婆を惨殺する。
所持するのは自称「髪の毛一本さえ動かすことの出来ない、史上最弱のスタンド」であり、視認できないぐらいのミクロサイズの虫の様な見た目をした人型の遠隔操作型スタンド。耳などから体内に侵入し、相手の脳に居座る事により、本体であるダンと相手の感覚が共有され、本体へのダメージを相手に数倍になってフィードバックされる。軽はずみな攻撃でさえ倍化されて反動が帰ってくるためショック死になりかねず、視認できないスタンドで在りながら本体への攻撃も迂闊に出来ない。正に
「史上最弱が…………最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も恐ろしいィィマギィ――――ッ!!」
状態。更には相手の脳組織を使って自分自身(ラバーズ)のコピーを作り出す技も持っており、攻撃する度に無限増幅する。最終的にはスタンドはエネルギーのイメージ化した姿とのトンデモ理論※この後の全シリーズを通して、この様に自らの意思でスタンドを拡大/縮小する事は無い。から小さくなったハイエロファントグリーンにジョセフの体内から追い出され、最終的には承太郎に物語最長の4Pに渡る52オラッのラッシュを喰らいリタイアとなる。
アラビア・ファッツ/サン(太陽)
スタンド名 | サン | ||||
本体 | アラビア・ファッツ | ||||
タイプ | 近距離パワー型 | ||||
破壊力 | B | スピード | E | 射程 | A |
持続力 | A | 精密機動性 | E | 成長性 | E |
太陽がデザインされた服を着た男であり、本体の登場は紙面では1コマだけの登場である。もちろん本体名のアラビア・ファッツは後付け。
スタンドは疑似的な太陽。上空100メートルという、スタンドの射程距離としてはかなり遠距離で操作する癖にスタンドのパワー出力は非常に高く、80度を超す猛烈な熱エネルギーで無差別且つ広範囲に攻撃。更には猛烈な熱に加え、近づく者は高出力のレーザービームで迎撃する一見、死角の無いスタンド。しかし、スタンドの出現する場所は本体の直上であり本体の居場所が発覚した場合、迎撃出来ない点。またスタンド能力の影響を本体も受けてしまうなど欠点も多い。
マニッシュ・ボーイ/デス・サーティーン(死神13)
スタンド名 | デス・サーティーン | ||||
本体 | マニッシュ・ボーイ | ||||
タイプ | 近距離パワー型 | ||||
破壊力 | C | スピード | C | 射程 | E |
持続力 | B | 精密機動性 | D | 成長性 | B |
本体は天才的な頭脳と狡猾的な性格をした、鋭い牙を持つ生後11か月の男の子。当たり前だが本体自体には大人を攻撃する能力は無い(近付いたサソリを安全ピンで撃退する等、月齢11か月の子供では考えられない運動神経を持ってはいるが)。子供でありながら喫煙者。花京院の分析/判断力により敗北し、自分の大便を入れられた離乳食を無理矢理食べさせられリタイア。
スタンドは死神の鎌を持ったピエロの様なビジョンをしたデス・サーティーン。夢の世界に入り込む能力を持っており夢の世界(ナイトメア・ワールド)のみで活動が可能。ナイトメア・ワールドは精神の世界であり、これを支配するデス・サーティーンへ攻撃する為には事前にスタンドを出して就寝するという荒業をこなす必要がある。口癖は「ラリホー」
カメオ/ジャッジメント(審判)
スタンド名 | ジャッジメント | ||||
本体 | カメオ | ||||
タイプ | 遠隔自動操縦型 | ||||
破壊力 | B | スピード | B | 射程 | C |
持続力 | B | 精密機動性 | D | 成長性 | D |
ランプの精を装った3本指のロボットのようなビジョンをしたスタンド。人間の「心からの願い」を土に投影し、実体化させる。実体化させた土人形で攻撃をさせる事も可能だが単純にスタンドとしての戦闘能力も高め。スタンド能力自体は概ねイギーのザ・フールでも同様の事が出来るが、アブドゥルに攻撃されビジョンが砕ける様な描写があるが本体が無傷であった事から遠隔自動操縦型の元祖である可能性が高い。「HAIL 2U!(君に幸あれ!)」
本体のカメオは小便を飲まされ、最終的に燃やされる肝の小さいキャラクター。
ミドラー/ハイプリエステス(女教皇)
スタンド名 | ハイプリエステス | ||||
本体 | ミドラー | ||||
タイプ | 複合型 | ||||
破壊力 | C | スピード | B | 射程 | A |
持続力 | A | 精密機動性 | D | 成長性 | D |
タロットカードを司るスタンド使いの中では最後に登場した女性のスタンド使い。スタンド使い界隈では名が知れ渡っており、アヴドゥルも名前と大まかな能力を知っていた程に有名人。紙面では本体の姿が描かれているのは、浜辺で倒れている小さな2コマのみで顔は描かれていない。本体の顔を見たポルナレフいわく「歯が全部フッ飛んでるから見てもしようがない」らしい。カプコンから出た格闘ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』で初めて顔を観る事が出来る。因みに承太郎が好みのタイプ。
人間の頭部に2本の腕が生えたようなビジョンのハイプリエステス(女教皇)の能力は、大きさを問わず機械を含む、あらゆる鉱物や人工物に化ける能力を持ち変身して近付き鋭い爪やダイヤモンドの硬度を持つ歯で攻撃する。
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