『ジョジョの奇妙な冒険』第3部 全キャラクター＆スタンド35名を一挙紹介！“スターダストクルセイダース”

DIOの館に登場するキャラクター

DIO（ディオ・ブランドー）/ザ・ワールド（世界）

ジョースター家の宿敵であり、第三部『スターダストクルセイダース』のラスボス。
第一部『ファントムブラッド』でジョースター家の養子となっているが、ジョースターを名乗ることは無く、ディオ・ブランドーとして人間を辞め、不老不死の吸血鬼になるも、ジョナサン・ジョースターと相打ちになり死亡した。
と思われていたが、実はジョナサンの肉体を乗っ取って海底で生き延びており、約100年後にトレジャーハンターにより海底から引き上げられたことで長き眠りから目覚めた。首から上がDIOで、首から下がジョナサン・ジョースターであるため、ジョースター一族の血は非常に馴染むし、星形の痣はあるし、子供が生まれれば星形の痣は遺伝する。海底から復活し再び世界を支配するために活動を始める。『ジョジョの奇妙な冒険』では2回目のラスボスだが、4部以降も事あるごとに悪のカリスマ的なキャラクターとして、回想で登場する。

本体自体が吸血鬼であり、太陽や波紋以外では死ぬことが無い不老不死という存在ながら、そこに気化冷凍法という波紋の真逆である呼吸法による相手の肉体の水分を気化させ凍らしたり、目から体液を圧縮しビームの様に放出する空裂眼刺驚。更には部下のゾンビ化や肉の芽など多彩な能力を持ち合わせる。

スタンドであるザ・ワールド（世界）はタロットの最後21番目のカードの暗示を持ち、全身が黄金色をした筋肉粒々の人型のビジョンを持つスタンド。スタープラチナ同等の高いパワー・スピード・精密動作性を兼ね備え、更には自分以外の時間を停める能力を持つ。スタープラチナも戦いの中で時間停止を行えるようになるが、ザ・ワールド（世界）の方が能力に目覚めたのが早く最長で9秒まで時間停止が可能である。承太郎のラッシュ時の「オラオラ」に対抗しラッシュ時には「無駄無駄無駄無駄……無駄ァ!!」と叫ぶ。

DIO（ジョナサン・ジョースター）/？？？？

DIOが承太郎一行を念写したり、ジョセフの念写を「ジョセフ・ジョースター！きさま！見ているなッ！」と気付いた際に利用していたスタンド。スタンド名は無いが、基本的な能力はハーミットパープル同様。

なお、このスタンド能力はDIO固有のものでは無くDIOがスタンド能力に目覚めた結果、首から下のジョナサン・ジョースターにスタンド能力であり、厳密には1人で2体のスタンドを発現させている訳では無い。※チャート内容はハーミットパープル同様にしていますが、公式設定はありません。

ヴァニラ・アイス/クリーム

DIOの側近にして忠臣。非常に強い忠誠心を持っており、忠誠を超えDIOから「血が欲しい」と言われた際には、即座に自分の首をスタンドで切り落とす程に崇拝の域に達している。これにより、本人は気付いていないが吸血鬼となっており、戦闘中に吸血鬼化が進行していた。
また、イギーが作ったDIOのコピーを攻撃した事については、偶像であってもDIOを攻撃させた事に憤慨しイギーをスタンドでは殺さず直に自分の足で致命傷になるまで、繰り返しも蹴りを入れるなどポルナレフ曰く「バリバリ裂けるドス黒い暗黒のクレバス」。

自身のスタンド：クリームは口の中が亜空間となっており、呑み込んだものを現実世界から亜空間へ削り取る能力になっており、攻撃する際は本体のヴァニラ・アイスもスタンドも、全てが口の中に収納されるため本人も含め誰の目にも不可視の存在となる。「亜空の瘴気」。不可視の存在となるとスタンドが通ったところが亜空間に呑み込まれ削れ、ガード不可の攻撃となる。先のも書いたが本体も亜空間にいるため現実世界の攻撃内容が確認出来ず、確認する為にスタンドの口から顔を出す事が唯一の弱点となっている。

なお、非常に強い能力を持ち、作中では骸骨の様なビジョンも登場し、キャラクターもDIOの側近としての異常性を見せるなど濃いキャラクターではあるがスタンド名は後付け。

ケニーG/ティナー・サックス

DIOの配下。アブドゥルに「あっという間だったが…」と言われるほど一瞬で倒される。スタンド名は後付けでビジョンも無く、攻撃する描写も無いので攻撃方法も不明。
ヌケサクを煽って一行を迎撃に向かう描写があるが、ヌケサク以下の登場コマ数でリタイアする。死にそうなケガを負っていたが、スピンオフ作品『ジョジョの奇妙な冒険 クレイジー・Dの悪霊的失恋』では同じくDIOの配下であったマライアと結婚し、宿屋を経営しているようだが姿は登場しない。

ヌケサク

第三部『スターダストクルセイダース』に登場する数少ない、DIOの血をもらった吸血鬼。
DIOの館にいるが、スタンド能力は無く、名前も登場しない。※ヌケサクは蔑称。自分の後頭部が女の顔になるのも吸血鬼としての能力。
なぜDIOの館にいるのかも不明なほど弱く、承太郎にボコボコにされるとDIOの眠る棺桶のある部屋へ案内する程に忠誠心も希薄。存在意図さえ不思議な存在に思えるが、殺されずに出番が終わるので第三部以降も生き抜いている模様

第三部『スターダストクルセイダース』に登場するスタンド一覧

という事で、これまで総勢35名（うち2名はスタンド使いでは無いですが…。）を紹介してきましたがこちらに一覧表も記載しておりますので、ザックリ、チャートを観たい人は是非活用下さい！