「東京卍リベンジャーズ」で今現在で繰り返されている11回のタイムリープの時系列順での出来事。そしてタイムリープによって発生した事実改変の内容を一覧でご紹介していきます!
タイムリープ自体は”任意”の時間に戻るものでは無いので時間の重複が無く、物語を読んでいる中では違和感を覚える事は少ないですが…話数を進めると正直、過去のタイムリープの時系列が”どうしても”分からなくなる事も多いハズ。
それに現代と過去の何月何日に”何が”起こったのか。出来事の前後に発生した事象は”何”だったのか。タイムリープの回数×時系列で確認してスッキリしてみませんか?今から初めて『東京卍リベンジャーズ』に触れる前に、これからのTV版を見る前に。今読んでいて”わからない”事が出た際に。この機会に是非ご確認下さい。
※時系列でまとめている為、ネタバレにはご注意下さい!
※作中に明確な日時の表記が無く、類推している内容もありますので参考としてご確認下さい。
次項では、「東京卍リベンジャーズ」におけるタイムリープ能力について説明していますが、時系列を確認したい人はINDEXからスキップして頂いて問題なしです。
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「東京卍リベンジャーズ」におけるタイムリープ能力について
東京卍リベンジャーズの中でタイムリープの能力を明確に有するのは、現時点では
の3名(佐野 万次郎(以下、マイキー)についても、275話時点で花垣 武道(以下、タケミチ)からタイムリープの能力を継承/強奪した可能性あり)。人から人に継承(強奪)され伝わった能力であり、現時点では同時期に2人以上の能力者が発生する様な事は無い模様。能力の伝播方法が”強奪”だった場合には、能力を使用する事で”呪い”が発生し、能力を行使する目的の対象者に”黒い衝動”が埋め込まれる。
また、東京卍リベンジャーズにおけるタイムリープ能力には発動の条件と制限があります。
発動条件は同じく”目的”を持って、時を戻したいと思っている人物との握手(トリガーの存在)であり、物語中では3名のトリガーとなる人物が登場している。
また、タイムリープ能力がトリガーとの握手により発動すると、目的を達成させるために必要な分だけ過去に遡る事が出来るが、遡る日にちは指定する事が出来ず現在の”○○年前”という時間に固定され、未来に戻る際にも、過去の日付の”○○年後”という時間にしか戻る事が出来ないという制限がある。
タイムリープ能力を行使している間、現在の身体は”仮死状態となる”という制限もあったが、2回目以降のタイムリープでは、タイムリープを発動させ過去に戻った自分が生活を継続した現在に意識が上書きされる様な状態となり、この制限は現時点では解除されている。
「東京卍リベンジャーズ」タイムリープの時系列について
タイムリープ能力の概要については、上記の通りとなっているが現状までの物語の進行を時系列にまとめてみると以下の通りとなる。
この図の中でグレーの矢印となっている部分はタイムリープを行った結果、意識の無い空白の期間になっており”その時代の武道”が生活し活動をしているが、本人には”思い出そうと”しない限り意識の外にある状態で、色付けされている部分のみ自発的に記憶しているという状態となっている。
※時系列年表はクリックで拡大します!
上記の時系列年表を見て”?”となった方や、端的に”見にくい…”となった方は、各タイムリープで起きた事を下で纏めているので、そちらも確認をして貰えれば。
「東京卍リベンジャーズ」タイムリープ別の出来事とミッション
ここからは、現時点で「東京卍リベンジャーズ」の作中で発生しているタイムリープごとの時系列年表とミッション。そして何がどの様に改変されたのかを確認していきます。
「東京卍リベンジャーズ」1回目:タイムリープ
1回目のタイムリープについては、偶発的に発動しており”チュートリアル”的な能力発動になっておりミッションは無し。
ただ、このタイムリープについては上記で書いた発動条件である“トリガー”が存在しない(直人は現実世界で故人)イレギュラーな発動をしており”なぜ能力が発動したのか?”については劇中でも明示されておらず不明。
DAY | 2005年 (平成17年) |
2017年 (平成29年) |
話数 |
7月4日 | ・花垣 武道が渋谷駅のホームから突き落とされる。 ・初めてのタイムリープが発動 |
1話 | |
・渋谷2中の2年との喧嘩予定が失敗 ・溝中5人衆がキヨマサに半殺しに ・非正規に東京卍會の兵隊(喧嘩賭博の奴隷)になる。 ・帰宅途中に直人に出会い、2017年7月1日にヒナと同じく死亡する事を告げる ・橘 直人と握手しタイムリープが発動 |
|||
・渋谷駅の医務室にタイムリープ |
「東京卍リベンジャーズ」2回目:タイムリープ
東京卍會に対して何の繋がりもないまま、始めて”ミッション”を与えられたのがこの2回目のタイムリープ。
タイムリープした12年前でタケミチは、渋谷2中への殴り込みに失敗しキヨマサの奴隷として喧嘩賭博のプレイヤーとして東京卍會の非正規の底辺の兵隊となっており”ミッション”に向けて現代の自分に向けてリベンジを開始する。
DAY | 2005年 (平成17年) |
2017年 (平成29年) |
話数 |
7月6日 | ・直人にマイキーと稀咲の名前を聞く | 2話 | |
・キヨマサ主催の喧嘩賭博で武道、殴られて気絶 ・キヨマサにマイキーの事を尋ねるもバットでボコボコに。 |
|||
7月7日 | ・山本タクヤの喧嘩賭博への参加の代わりに武道が参戦 ・武道がキヨマサを指名し、タイマンとなる。 ・喧嘩賭博最中にマイキー/ドラケンが参加し、キヨマサを一蹴 |
3話 | |
7月8日 | ・マイキーとドラケンが溝中に乱入 ・ヒナがマイキーをビンタ ・武道が帰る途中に、稀咲とすれ違う。 |
4話 | |
7月18日 | ・ヒナの家の屋上で花火鑑賞中に直人の手を誤って握手 | 5~6話 | |
・アッくんが東京卍會の幹部に。 ・アッくんがドラケンの死を伝え、飛び降り自殺 |
「東京卍リベンジャーズ」3回目:タイムリープ
ドラケンこと龍宮寺 堅(以下、ドラケン)を救う事をミッションとした3回目のタイムリープ。
このタイムリープからタケミチは、東京卍會の集会に参加するなど東京卍會との繋がりが濃くなってくる。
この時間軸では参番隊隊長のパーちんの親友が『愛美愛主』というチームにリンチされ、更にその彼女が無理やり犯されるという事件が発生。その事件をキッカケとして東卍は2005年8月3日、武蔵祭りの日に愛美愛主との抗争を計画しており、この抗争がドラケンの死に繋がるとタケミチは考えるのだが、そもそも現代で知らされたドラケンの死の要因は東京卍會の内部抗争のハズで…と情報を整理するためのタイムリープ。
DAY | 2005年 (平成17年) |
2017年 (平成29年) |
話数 |
7月19日 | ・8.3抗争でドラケンの死亡を防ぐ為、タイムリープ | 9~11話 | |
・カラオケボックスでエマに誘われる ・集会で8月3日の愛美愛主との抗争が決まる |
|||
7月21日 | ・マイキーとドラケンがパーの親友の彼女のお見舞いに行く | 12話 | |
7月22日 | ・愛美愛主 総長の長内に8.3抗争の話を聞く | 13話 |
「東京卍リベンジャーズ」4回目:タイムリープ
ドラケンこと龍宮寺 堅(以下、ドラケン)を救うために東京卍會と愛美愛主の抗争を止める事をミッションとした3回目から継続した目的のタイムリープ。
『愛美愛主』による奇襲から端を発した小規模な抗争は、マイキーが長内を倒しすも、親友をリンチされどうしても長内を許せないパーちんが長内を後ろから刺しパーちんの離脱(自首による少年院への入院)という形で決着をつける。このパーちんの自首という決着について、身代わりを立ててパーちんを無罪にするというマイキー派と自首して真っ当に出てくる事を良しとしたドラケン派で内部抗争が起きそうになるが、タケミチが諫め内部抗争は未然に防がれることになるのだが…。
3回目のタイムリープで自分の立場が無くなったキヨマサ。またパーちんの相棒として無罪にしたかったペーやん。そして半間の率いる『愛美愛主』などの思惑が絡み合い、8.3の夏祭りに事件が勃発する。
DAY | 2005年 (平成17年) |
2017年 (平成29年) |
話数 |
7月23日 | ・廃工場にて東卍の幹部集会 ・集会中に愛美愛主が奇襲 ・パーちんが長内をナイフで刺し自首する |
14~16話 | |
8月1日 | ・ドラケンとマイキーが喧嘩。武道が仲介。 | 17~18話 | |
8月3日 | ・ヒナ/ドラケン/エマと夏祭り ・半間率いる愛美愛主と抗争。 ・ドラケンがキヨマサに刺されるが一命を取り留める。 |
19~28話 | |
8月10日 | ・ドラケンのお見舞いでマイキーの特攻服を受け取る ・ヒナにネックレスを渡し現代へ戻る |
29~33話 | |
・ヒナが死亡(アッくんによる公園の駐車場内での衝突事故) | |||
10月20日 | ・留置所で死刑囚になったドラケンに話を聞きに行く ・稀咲が現在の東京卍會を作り上げた元凶だと知る |
34~36話 |
「東京卍リベンジャーズ」5回目:タイムリープ
東京卍會内で抗争を回避してドラケンを生存させるも未来が変わらない事を実感し、自らが東京卍會のトップに成るべく”まず”空席となっている参番隊隊長に就任する為に行ったタイムリープ。
3回目のタイムリープと同じく、情報収集が主であり6回目のタイムリープと合わせて初めて歴史改変が発生するタイプ。
『愛美愛主』との抗争が終了し、参番隊隊長の席を目指すべくタイムリープしたタケミチだが、タイムリープ後の初の東京卍會の集会にて元愛美愛主の稀咲鉄太が東京卍會参番隊隊長となる。未来を知るタケミチは就任が許せず稀咲に殴る掛かるも、逆に返され更には壱番隊隊長の場地に吹っ飛ばされる事になる。更にはその集会で場地が東京卍會の離脱を宣言しタケミチが弐番隊所属として東京卍會の正式メンバーとなるなど初動から波乱づくめとなった。
その後、敵対組織である『芭流覇羅』のナンバー3である羽宮一虎と出会い『芭流覇羅』の集会に参加。その際、場地の『芭流覇羅』加入の為の踏み絵としてボコボコにされる壱番隊副隊長の松野千冬(以下、千冬)と出会い、一連の出来事の真相を知る為に元『愛美愛主』総長である長内に会い8.3抗争の真相を聞きに行くのだが…。
タイムリープ中の長内との会話。そして現代に戻って死刑囚となったドラケンとの会話から未来改変は起きないものの非常に情報量の多いタイムリープとなっている。
DAY | 2005年 (平成17年) |
2017年 (平成29年) |
話数 |
10月20日 | ・武道が弐番隊に入隊 ・稀咲が参番隊隊長に任命される ・場地が東京卍會を脱退 |
37~39話 | |
10月24日 | ・一虎により武道が芭流覇羅の集会に参加 ・場地が正式に芭流覇羅に加入。 |
40話~44話 | |
10月25日 | ・壱番隊副隊長の松野千冬に出会う | 45話 | |
10月26日以降 | ・長内に稀咲の目的がドラケンを殺し東卍No2になる事だと聞かされる。 | 46~48話 | |
・ドラケンから稀咲が芭流覇羅のトップにマイキーを据えた事を聞く |
「東京卍リベンジャーズ」6回目:タイムリープ
場地圭介を救うために東京卍會と芭流覇羅の抗争で死ぬ運命にある場地を救う事をミッションとした5回目から時系列的に継続したタイムリープ。
主な舞台は東京卍會と芭流覇羅の抗争である血のハロウィン。数で劣る東京卍會は芭流覇羅に当初優勢を取られマイキーさえも不覚を取る様な状況に。マイキーを単隊で救った(自作自演)稀咲に、稀咲を『東京卍會』の”敵”と認識している場地が襲い掛かるも一虎に刺されるという本来の歴史と同じ経路を辿るのだが…。
場地は”一虎に殺される”事を無かった事にするために自死を選び、その選択とタケミチの制止によりマイキーが一虎を殺害する過去は回避される。
また場地の死によって、空席になった壱番隊の隊長の席を場地の意志を継ぎ、千冬の指名によりタケミチが壱番隊隊長になるなど大きな過去改変が発生したタイムリープ。
このタイムリープにより現代にも大きな変動が起き、現代のタケミチは東京卍會の最高幹部になり、また当時の隊長格は全員が最高幹部に。更に新たなメンバーとして元黒龍組、元芭流覇羅の半間修二が就任している。
巨悪の犯罪組織に『東京卍會』がなるのを防ぎ、ヒナを救う事を大前提としたタイムリープだったが、このタイムリープではタケミチ自体も『東京卍會』の幹部として身を置く事で犯罪組織にしっかり染まり、タケミチ自身が”殺害対象者を知らずとはいえ”、ヒナを殺す指示をアッくんに出す等、最悪の結果となった。
現代で行われた『東京卍會』の幹部集会に参加したタケミチは、稀咲に拘束され目の前で千冬が殺害され更にナオトに逮捕されと怒涛の展開が待ち受けているのですが、この最悪の結果にリベンジを果たすために再度タイムリープを発動させる。
DAY | 2005年 (平成17年) |
2017年 (平成29年) |
話数 |
10月29日 | ・ドラケンが一虎に抗争をやめるよう説得するが無駄に終わる | 49話 | |
10月30日 | ・場地に武道が「どうか死なないで」と伝える | 50話 | |
10月31日 | 血のハロウィン:東京卍會 vs 芭流覇羅 ・場地が死亡(自死) ・マイキーの「黒い衝動」が初発動 ・一虎が逮捕される |
51~64話 | |
11月某日 | ・武道が東京卍會の壱番隊隊長に ・芭流覇羅が東京卍會の傘下に |
68話 | |
・武道が東京卍會の最高幹部に ・東京卍會の集会後、稀咲に誘われるも千冬が撃たれ死亡 ・武道は一虎によって救出される。 ・武道が直人によって逮捕される(殺人教唆) ・ヒナを殺害するようにアッくんに指示を出したのが武道と発覚 |
69話~76話 |
「東京卍リベンジャーズ」7回目:タイムリープ
タイムリープを繰り返しても全てヒナが稀咲の指示により殺されていることに疑問を感じてた直人の発案により、なぜそこまで稀咲が武道や日向に執着するのかを知るためのタイムリープ。
6回目のタイムリープの結果、タケミチは現代で逮捕されており収監予定のため6回目までのタイムリープとは異なり、ミッション達成/未来改変が出来るまで帰って来れないという制限があり、従来のタイムリープから難易度が上がっている。
12年前に戻ったタケミチは、戻ったタイミングで現代の『東京卍會』で”黒龍組”として最高幹部に名を連ねる柴 八戒と出会い、柴家の抱える問題と八戒の兄である柴 大寿の率いる『10代目黒龍』との折衝という問題に巻き込まれる。
八戒の姉である柚葉を守る為『東京卍會』と『10代目黒龍』の抗争を防ぐ為という理由で『東京卍會』を脱退し『10代目黒龍』に加入する八戒と、それを良しとせず八戒を守ろうとするタケミチの奮戦がこのタイムリープの主だった内容となっている。
また、このタイムリープで過去の人間である千冬にタケミチは自身がタイムリープを行って過去に戻ってきている事を打ち明けるなど過去に協力者が出来たタイムリープでもあった。
結果、聖夜決戦を経て稀咲の『東京卍會』への裏切り行為が露呈し追放、『10代目黒龍』の解散及び一番隊の傘下に加わるなど大きな収穫があり、稀咲のいない『東京卍會』は現代では巨悪の存在になり得ないと思われたが…
現代へと帰還すると、そこでは三ツ谷の葬式が行われており、三ツ谷だけではなく、ヒナもドラケンも八戒も千冬もあの稀咲も全員がマイキーによって殺害されていた。更にはマイキーもフィリピンで望んで直人に撃ち殺さて…という見事なバットエンディングに。
DAY | 2005年 (平成17年) |
2017年 (平成29年) |
話数 |
11月某日 | ・東卍弐番隊副隊長 柴八戒、柴柚葉と出会う。 ・『10代目 黒龍』総長柴大寿、九井一、乾青宗と出会う。 ・千冬にタイムリープの事を話す ・三ツ谷が大寿に会い『黒龍』との和平交渉を組む ・八戒が大寿を殺すことを武道に宣言 ・武道は柴大寿と戦うために稀咲と協定を結ぶ |
77~87話 | |
12月某日 | ・ヒナから稀咲と知り合いだと知らされる ・ヒナの父親から娘と別れて欲しいと言われる |
88~89話 | |
12月24日 | ・海下公園でヒナに別れを告げる。 | 90~91話 | |
12月25日 | 聖夜決戦:東京卍會 vs 10代目 黒龍 ・東京卍會が黒龍に勝利 ・武道がヒナに「別れるのナシにして」と話し元に戻る |
92~107話 | |
DAY | 2006年 (平成18年) |
2018年 (平成30年) |
話数 |
1月某日 | ・東卍の集会で黒龍が東京卍會の傘下に ・稀咲が東京卍會をクビに。合わせて半間も脱退。 ・武道、マイキーから単車を貰う。 |
111~113話 |
「東京卍リベンジャーズ」8回目:タイムリープ
8回目のタイムリープによる改変後の現代では『東京卍會』の主だった仲間は、ほぼ全員が死亡しマイキーですら自分の腕の中で死亡。そんな未来を改変し彼らを救う為に、自身が『東京卍會』のトップになるという事を目的としたタイムリープ。
4回目以降のタイムリープでは過去での滞在時間が長くなっていたが、今回のタイムリープでは新たな”敵”として新キャラクターが大勢登場するので滞在時間は非常に短め。
過去に戻ると急に横浜から『天竺』というチームが東京に”東卍狩り”を目的にに侵攻を開始。各所で幹部を含む『東京卍會』のメンバーが襲撃にあい、タケミチも襲撃の対象に。その中で肆番隊の隊長/副隊長の河田ソウヤ/ナホヤと共闘し『天竺』のアジトに向かい幼馴染であり『天竺』の幹部である鶴蝶に出会うのだが、彼から聞かされたのは「黒川イザナを救ってくれ」という意外な言葉だった。
天竺やイザナ、そして稀咲について調べるためにタケミチは一旦『現代』に帰還。直人に状況を確認するも警察でも『天竺』については把握できておらず、『天竺』の総長だった”黒川イザナ”については、元黒龍総長で何故か現代では東京卍會幹部であるという情報しか分からない…。
詳細な情報を得る為に元『10代目 黒龍』総長だった柴 大寿に会い、「八戒の死の真実を探ってほしい。」という想いと引き換えに『黒龍』と『天竺』。そして現代の『東京卍會』情報を得るのだが、そこに『関東卍會』のメンバーがなだれ込み…直人と逃げるタケミチだが稀咲、鶴蝶、そして黒川イザナが立ちはだかり、直人は稀咲の凶弾に倒れ瀕死の状態。タケミチも鶴蝶に撃たれてしまう。直人は息が途絶える最後の力を振り絞り、タケミチを9回目のタイムリープへ向かわせる。
DAY | 2006年 (平成18年) |
2018年 (平成30年) |
話数 |
1月10日 | ・三ツ谷の葬儀に参加 ・東卍メンバーがマイキーに殺害された事を知る |
114~115話 | |
1月20日 | ・マイキーに会いに武道がフィリピンに向かう ・マイキーから自分を撃つように言われるが武道は撃てず ・現場に駆け付けた直人がマイキーを射殺 |
116~119話 | |
1月28日 | ・公園でタイヤを殴っているところに千冬が現れる。 | 120話 | |
2月3日 | ・イザナの前に稀咲 登場 | 121話 | |
2月7日 | ・横浜 天竺が東京に侵略 | 124~125話 | |
2月8日 | ・天竺の総参謀になった稀咲が武道の前に現れる ・ナホヤと一緒に天竺のアジトにカチコミ ・ナホヤが鶴蝶にタイマンで勝利(鶴蝶は本気では無い) ・鶴蝶と武道が再開(このタイミングで幼馴染だと認識) |
126~129話 | |
2月9日 | ・集会にて天竺との抗争が決定 | 130話 | |
2月10日 | ・柴大寿と再開。現在の東卍の成立ちを聞く。 ・稀咲に直人が撃たれる(後に死亡) ・武道が鶴蝶に撃たれる |
131~134話 |
「東京卍リベンジャーズ」9回目:タイムリープ
現代で『東京卍會』のナンバー3となっている黒川イザナ、ナンバー2の稀咲鉄太を過去の『天竺』時代で追い詰め『東京卍會』を犯罪組織化させない事が目標とるタイムリープで、ヒナを救うという大目標のための最後のタイムリープ。
タイムリープ直後に過去の直人と握手しても現代に戻る事が出来ない(=現代の直人が死亡している)という未来改変を行わない限り現代に戻れないという制限の付いたタイムリープとなっている。
このタイムリープでの主な舞台は『天竺』対『東京卍會』との抗争である”関東事変”。抗争前の稀咲によるエマの殺害や三ツ谷への不意打ちの襲撃により、マイキー/ドラケン等の主力メンバーが揃わない中での抗争となった。
抗争では拮抗する部分こそあれ、終始最悪の世代であるS62世代を主力とする『天竺』の優勢が続いていたがヒナから”タケミチが皆を救う為にタイムリープしている事”を知らされたマイキー/ドラケンが参戦すると情勢が大きく『東京卍會』に傾き、抗争としては『東京卍會』が勝利。
その結末を良く思わない稀咲によってイザナと鶴蝶は凶弾に倒れ、更に稀咲は逃亡する。稀咲を追いかけ、”ヒナの生存する未来”を賭けて因縁の相手である稀咲とタケミチのタイマンが行わるのだが…。
最終的には「」と意味あり気な言葉を残し稀咲はトラックに轢かれ死亡。その後の集会で『東京卍會』は解散し”ヒナの生存する未来”を作るためのタイムリープは幕を閉じる。
現代では、9回目のタイムリープにより大きく改変が起き『東京卍會』のメンバーは全員生存(マイキーのみ消息不明)しており直人も生存。またヒナも生存している世界線となった。
DAY | 2006年 (平成18年) |
2018年 (平成30年) |
話数 |
2月10日 | ・タイムリープの事実がヒナにバレる | 135話 | |
2月17日 | ・イザナがエマの実兄と発覚 | 136~137話 | |
2月18日 | ・ムーチョが武道/乾/九井を拉致 ・ムーチョ/九井が天竺へ移籍 ・武道が黒龍11代目総長に(壱番隊隊長兼務) |
138話~143話 | |
2月21日 | ・三ツ谷とスマイリーが天竺から闇討ちされ負傷 ・乾が一番隊隊員に |
144話~146話 | |
2月22日 | ・稀咲によりエマが死亡 関東事変:横浜天竺 vs 東京卍會 ・黒川イザナが死亡 ・稀咲が逃亡を図るもトラックに轢かれ死亡 ・横浜 天竺が事実上の解散 |
147話~185話 | |
3月8日 | ・東京卍會が解散 | 186話~189話 | |
3月15日 | ・タイムカプセルを埋める | 190話 | |
3月17日 | ・武道がヒナにプロポーズ(T2D2大作戦) | 191話~192話 | |
・パーちんの結婚式(マイキー以外は全員参加) | 193話~194話 | ||
3月下旬 | ・マイキーが犯罪組織「梵天」のトップだと知る。 ・直人と握手してもタイムリープ出来ない |
195話~197話 | |
6月19日 | ・タイムカプセルを開ける | 198話 | |
6月20日 | ・マイキーからのビデオメッセージで「黒い衝動」が説明される | 199話~200話 | |
6月下旬 | ・マイキーを探し宇多川ボールで再会するも武道がマイキーに撃たれる ・マイキーが飛び降り自殺を図るが、武道がキャッチ。 そのままタイムリープが発動し10年前に |
201話~206話 |
「東京卍リベンジャーズ」10回目:タイムリープ
9回目のタイムリープにより未来を変えることに成功し、ヒナとの結婚式を控えていたタケミチはマイキーが「梵天」首領なっている事を知り、マイキーを犯罪集団から救うため直人にタイムリープの協力を要請しますが、ナオトはすでに”ヒナの生存する未来”を掴み取りトリガー役の能力を失ってしまっていた。それでも諦めず無謀な方法でマイキーを探しマイキーと宇多川ボールで再会出来たものの、マイキーによる銃撃で瀕死の状態に。更にはマイキー自身も飛び降り自殺を図る。ビルから落ちるマイキーに瀕死のタケミチが手を伸ばし、マイキーの「」という言葉を聞いた時、10回目のタイムリープが発動。
今回のタイムリープは”マイキーを闇落ちから救う”という9回目までのタイムリープとは目標が異なっており、タイムリープしたのは10年前。またこれまでのタイムリープと違い過去と現代を行き来するのではなく、解決まで一直線を辿るタイムリープとなっている。
▼以下、重要なネタバレのため反転
275話時点で黒い衝動にのまれたマイキーにタケミチは刺殺されており、タケミチが行使するタイムリープとしては10回目で終了。
過去に戻り、高校生となったタケミチは2008年の不良の勢力図を山岸に確認。そこで現代の『梵天』に続くマイキー率いる『関東卍會』。また”無双”のサウスが率い『天竺』に所属したS62世代が集う『六波羅単代』と”無比”の千咒が率いる『梵』の3チームによる三つ巴の均衡状態=「三天時代」となっている事を知る。
タケミチは三天の内『梵』に加入する事になるがドラケンの死亡、三天戦争を経て『梵』が解体。『関東卍會』に対抗するべく『東京卍會』のメンバー達を集めて『2代目 東京卍會』を設立する事になる。タイムリープの能力が進化し”未来視”を手に入れたタケミチは無勢でありながらも『関東卍會』との最終決戦に挑むのだが…。
DAY | 2008年 (平成20年) |
2018年 (平成30年) |
話数 |
6月下旬 | ・千冬にタイムリープしてきた事を報告 ・マイキー、武道のタイムリープに勘付く ・三天時代に突入した事を山岸より説明される ・ドラケンに修理をして貰ったバイクで走行中に六波羅単代に遭遇 ・寺野 南とドラケンが戦闘 ・梵がその場に武道へのスカウトとして乱入 ・武道、梵に加入 |
207話~217話 | |
7月上旬 | ・梵の集会に参加 ・梵の集会にて千咒が「三天戦争」を決意 |
218話 | |
7月7日 | ・武道と千咒と遊園地デート。 ・千咒を救う武道を庇う形でドラケンが死亡 三天戦争:六波羅単代 vs 梵 vs 関東卍會 ・マイキーの手によって寺野 南が死亡 ・梵が解散。六波羅単代は関東卍會に吸収される ・マイキーにより武道が戦闘不能に。重体。 |
219話~233話 | |
7月10日 | ・マイキーにボコボコにされた武道が病院で目覚める | 224話 | |
7月15日 | ・武道が入院中にヒナに慰めてもらい泣く。 | 235~236話 | |
8月15日 | ・武道が退院 ・千冬とサウザンドウィンターズを結成 |
||
8月中旬 | ・八戒、乾、三ツ谷が合流 ・三ツ谷が参謀に。チーム名/特服の変更 |
237~241話 | |
8月24日 | ・武道がチーム名を 2代目 東京卍會 に名称変更 | 242話 | |
8月31日 | ・2代目 東京卍會 初集会 | ||
9月8日 | ・千冬が場地の墓参り | – | |
9月9日 | 最終決戦:関東卍會 vs 二代目東京卍會 ・柴 大寿が陸番隊隊長として参戦 ・武道のビジョンが進化 (マイキーと互角の勝負に持ち込む) ・武道がマイキーに日本刀で刺される |
244話~ |
「東京卍リベンジャーズ」0回目:タイムリープ(佐野 真一郎が行使)
タイムリープ1回目の前の『東京卍リベンジャーズ』の正史ともいえる世界線に至るタイムリープであり、タイムリープ能力を行使するのは佐野 真一郎。『黒龍』を解散し、マイキーの為に購入したコンコルドのプラモデルから端を発した不慮の事故。また事故により植物状態になり衰弱死したマイキーを救う為のタイムリープ。
タイムリープ能力を持つという浮浪者の老人を佐野 真一郎が殺害し強奪した状態で使用したため、結果的にはマイキーが生存し、マイキーの介護による一家離散を防ぐことには成功するが、マイキーに”黒い衝動”を産み付ける結果となった。このタイムリープについては三途 春千代と今牛 若狭しか知らない事実であり今牛 若狭からマイキーに語られ、『関東卍會』対『2代目 東京卍會』の最終決戦で皆が知る事になる。
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