ワイルド・スピード MAX (2009)
あらすじ
南米に逃亡したすご腕ドライバー、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)は恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)とともに輸送車からの強奪を繰り広げていた。一方、FBI捜査官ブライアン(ポール・ウォーカー)は、麻薬組織のボス“ブラガ”を追い続けていたが、お尋ね者のドミニクが8年ぶりにロサンゼルスに戻って来たという知らせを受ける。
引用元:シネマトゥデイ
監督:ジャスティン・リン/上映時間:106分/主演:ヴィン・ディーゼル, ポール・ウォーカー
時系列的にはシリーズの3番目。公開順では4作品目になる今作。
3作目の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』での低評価を受け、原点回帰。ヴィン・ディーゼル, ポール・ウォーカーのコンビが復活した作品。
この作品から、カーレースの要素は少なくなり”より”アクションに重点を置くことに。
今も続く、ファミリーメンバーが集まったのもこの作品から。ある意味この作品が今のワイルドスピードの原型。
ワイルド・スピード MEGA MAX (2011)
あらすじ
前科者ドミニク(ヴィン・ディーゼル)と彼を脱獄させた元捜査官ブライアン(ポール・ウォーカー)は、お尋ね者として追われながら、ブラジルの裏社会で超高級車の強奪を繰り返していた。逃亡生活から抜け出して永遠の自由を得たい彼らだったが、彼らを逮捕する特命を受けた連邦捜査官ルーク(ドウェイン・ジョンソン)が立ちはだかる。
引用元:シネマトゥデイ
監督:ジャスティン・リン/上映時間:130分/主演:ヴィン・ディーゼル, ポール・ウォーカー
これまでの作品で、ドミニクやブライアンと協力関係にあった人物が多く再登場。
アメリカ外交保安部(DSS)の捜査官であるルーク・ホブスが初登場し、かつての仲間の集結により今も続くチームが出来上がったのも今作品。シリーズ作品としてのフレームが完全に出来上がり、この作品以降はより安定感が増す。
ラストシーンでローマンとテズが所有している、ケーニグセグ/CCXRエディションは世界に4台しかない貴重な車。
ワイルド・スピード EURO MISSION (2013)
あらすじ
リオデジャネイロの犯罪王から100億円を、まんまと奪い取ったドミニク(ヴィン・ディーゼル)。その後、逃亡し続けていたドミニクだったが、世界中で犯罪行為に手を染める巨大犯罪組織を追うFBI特別捜査官ホブス(ドウェイン・ジョンソン)に協力を依頼される。ホブスの話によると、その犯罪組織に関わっているのは、ドミニクの死んだはずの元恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)だった。
引用元:シネマトゥデイ
監督:監督:ジャスティン・リン/上映時間:130分/主演:ヴィン・ディーゼル, ポール・ウォーカー
この作品から「元走り屋たち」から車を使った「スペシャリスト集団」にファミリーの形態が変更。
それに伴い、『ワイルド・スピード EURO MISSION』からは、これまでの地方の裏組織との対立とかではなく、FBIやSIAにNATOをも巻き込む世界的なストーリーに拡大していく。
本作のエンドクレジットの途中ミッドクレジットシーンでは、時系列では次にあたる『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の別視点で描かれたシーンが挿入されている。
ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT (2006)
あらすじ
違法なストリート・レースの最中に衝突事故を起こして逮捕されたショーン(ルーカス・ブラック)は、少年院行きを免れるために軍人の父を頼って日本へ。言葉や文化の違いに戸惑いを感じながら高校生活を始めた彼は、留学生のトウィンキー(BOW WOW)に誘われ、ドリフト・レースが行われる深夜の立体パーキングに赴く。
引用元:シネマトゥデイ
監督:ジャスティン・リン/上映時間:104分/主演:ルーカス・ブラック, ブライアン・ティー
シリーズ第3作目でありながら、時系列では6作目の『ワイルド・スピード EURO MISSION』の後という、時間軸を歪めた張本人。
舞台は日本!イニシャルDかと思われるほどのドリフト大好き映画であり、他のシリーズ作品とは一線を画す。間違っても本作は、本編でありスピンオフではない!日本での興行を意識しすぎた感はある…。
千葉真一に北川景子、妻夫木聡に中川翔子と人によっては完全なモブだが結構、日本人俳優も登場している。
ワイルド・スピード SKY MISSION (2015)
あらすじ
巨大な犯罪組織を率いていたオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)一味を撃破し、彼から恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)を取り戻したドミニク(ヴィン・ディーゼル)。ロサンゼルスへと戻った彼は、相棒のブライアン(ポール・ウォーカー)や妹のミア(ジョーダナ・ブリュースター)らと平穏な毎日を過ごしていた。しかし、オーウェンの兄である特殊部隊出身の暗殺者デッカード(ジェイソン・ステイサム)が復讐(ふくしゅう)を開始し……。
引用元:シネマトゥデイ
監督:ジェームズ・ワン/上映時間:137分/主演:ヴィン・ディーゼル, ポール・ウォーカー
シリーズ作品としては第7作目であり、ブライアン・オコナーを演じるポール・ウォーカーにとっては遺作なった今作。本編の最後に「FOR PAUL(ポールに捧ぐ)」のメッセージが捧げられ、主題歌となっている「see you again」(チャーリー・プース)は今は亡き友に捧げる名曲。
作品としては、全世界興行収入@$1,515,255,622を叩き出し、2021年時点でも世界興行収入の歴代9位の大記録となっているほど大成功を収めた。ラストのY字道を右にドミニク、左にブライアンのスープラ(ポール・ウォーカーが実際に所有していた車)が走り去り、この作品が『ワイスピ』シリーズの転換期となる作品となった。
ワイルド・スピード ICE BREAK (2017)
あらすじ
誰よりも仲間を愛し大切にしてきたドミニク(ヴィン・ディーゼル)の裏切りにより、彼らの結束は崩れようとしていた。だが、彼の行動には謎のサイバーテロリスト(シャーリーズ・セロン)が関与していることがわかる。レティ(ミシェル・ロドリゲス)やローマン(タイリース・ギブソン)らはドミニクを取り戻すため、最大の敵デッカート・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と手を組むが……。
引用元:シネマトゥデイ
監督:F・ゲイリー・グレイ/上映時間:135分/主演:ビン・ディーゼル, ドウェイン・ジョンソン
ブライアン(ポール・ウォーカー)が抜けてから初めての作品。
これまでよりも、氷上での大規模なカーチェイスやカーアクションなど”いつもより”ワイスピ作品らしいスピード感、大迫力、不死身!な作品。途中、駐車場から車が落下するシーンがあるがこれは実際に65台もの実車が破壊されている…。
『ワイルド・スピード ICE BREAK』からシャーリーズ・セロンが敵役サイファーとして出演しておりポール・ウォーカーが抜けたキャスト面も強化され、日本車担当はリトル・ノーバディが引き継いだ。…が、メイン俳優であるビン・ディーゼルとドウェイン・ジョンソンの不仲が表面化。同じ作品、同じシーンなのに顔を合わせず合成で済ますというまでに険悪な状態となっている。ドウェイン・ジョンソンは本編では次作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』にも登場せず、もしかしたら本編で見るのは『ワイルド・スピード ICE BREAK 』が最後かもしれない…。
ワイルド・スピード/スーパーコンボ (2017)
あらすじ
元MI6エージェントのデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と元FBI特別捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)は、政府から協力要請を受ける。内容はデッカードの妹で、肉体を改造したテロ組織のリーダー・ブリクストン(イドリス・エルバ)に襲われて行方不明になっているMI6エージェントのハッティ(ヴァネッサ・カービー)を保護するというものだった。ハッティが取り戻した人類の半分を死滅させるウイルス兵器の回収を最優先するため、二人は渋々組むことにする。
引用元:シネマトゥデイ
監督:デヴィッド・リーチ/上映時間:135分/主演:ドウェイン・ジョンソン, ジェイソン・ステイサム
『ワイルドスピード』シリーズで登場した、ルーク・ホブスとデッカード・ショウを主人公にしたスピンオフ作品であり、これまでのワイスピシリーズとは毛色が違い”完全なアクション映画”。敵はサイボーグ。というか強化人間。旧車、スポーツカーはありません。
このスピンオフ作品の公開に合わせて、9作目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の公開延期があったり、それに合わせてローマン・ピアースを演じるタイリース・ギブソンが「ドウェインとジェイソンが『ワイルド・スピード』ファミリーを引き裂いた」とinstagramに投稿したりと、ある意味、話題に事欠かなかった映画。
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