ゴジラvsコング:2大怪獣の基本スペック
ゴジラ(GODZIRA):能力概要
巨大怪獣が跋扈していた古生代ペルム紀に生態系の頂点に君臨していた「王たる種族」の末裔。
放射性物質をエネルギー源にしており、体内には原子炉の様な器官を所持している。そこから生み出されたエネルギーを口から熱線、光線として吐きだし攻撃手段として用いる。
標的に対しては非常に高い凶暴性を持ち、攻撃性が高く戦闘スタイルは恐竜のそれだが、先ほどの光線を用いる事もあり非常に強力な戦闘力を誇る。
また、外皮は誘導ミサイルや艦砲射撃をものともせず、傷一つつかない非常に強い防御力を誇り、攻守ともに”最強”に近しい能力となっている。
当初のデザインが「水棲爬虫類から陸上哺乳類に進化途中の巨大生物」だった経緯もあり、水中では55ノット(秒速28m)で移動も可能であり水陸を問わず俊敏な動きを見せる。
コング(KONG):能力概要
”髑髏島の守護神”であり、髑髏島の生態系の頂点に君臨する超大型類人猿。
類人猿のタイタン(怪獣)であり、他の怪獣と比較すると高い知性を誇り、陸上やジャングルなどの密集地では非常に高い機動力と俊敏性を見せる。
また、ゴリラを彷彿とさせる体躯には桁外れの怪力と並外れた体力を有しており、『ゴジラvsコング』では武器を使用する事でその攻撃力を底上げしている。
防御面では体を覆う毛皮によって”まずまず”な防御力を誇るが、攻撃ヘリの銃弾を受けてダメージを受けるなどゴジラと比較すると装甲は弱めと言わざる得ない…。
ゴジラvsコング:2大怪獣の基本スペック比較
能力概要は上記で記載した通りで、コングの方が分が悪め。
更に体長/体重を加えて比較すると…。
体長は問題ないですが、体重が違い過ぎる!!
公式ではコングの体重が公表されていないので…成長しているサイズから算出してみると、髑髏島時の体長の31.6mから117.3mに成長している事から成長率は3.7倍。体重は体積分増加するので髑髏島時の体重158トン×3.7の3乗で8,003トン。軽い!基本能力以前の問題!
パンチ力などの運動エネルギーの求め方は、
運動エネルギー=1/2×質量(体重)×速さの二乗
なので、”体重差”がモロに威力に反映されます。コングとコジラの体重差はなんと約12.5倍。
これを上回るためには、速度が3.5倍以上コングが早くないといけない。リーチ差、種族差もあるが単純な殴り合いではコジラに勝てる要素は少ない。
更に、身長が同じで体重が少ないという事は体の密度が大きく違うのでダメージを受けた時のインパクトも大幅に違う。当たり前だが密度が低いほど衝撃は中まで浸透してします。その上、装甲はコングの方が弱い。こうなったら勝てる要素を探す方が難しい…。
そんなコングの唯一のアドバンテージは”巨大な類人猿”である事。ここに一縷の望みをかけるしかありません。そうコングは”武器”を使う事が可能な種族!!
その武器がコチラ!旧石器時代の石斧を彷彿とさせる、他のタイタンの骨から作られたと思われる斧!
ゴジラの吐く放射光線は『ゴジラvsシリーズ』時点で50万度に達する温度を有しており、それを受けても形を崩さないこの斧は、非常に高い硬度と耐熱性を持っている事が分かります。
リーチに分のあるコングが武器を使えばリーチが伸び、更に画像の様に振りかぶれば遠心力も加わるので硬度の高い武器であれば、それ以外のハンデを上回ってダメージを与える事は可能でしょう!
とはいえ、これだけ体重差があるとゴジラの一撃を喰らうだけで致命傷になりかねず、通常攻撃ではゴジラにダメージを通す事は難しいので、奇襲攻撃で武器を振りかぶり後ろからドスン。ぐらいではないと普通に考えると倒すのは難しそう。
写真の様に堂々と正面から戦うと、たぶん勝てない。
ちなみに、サイズ感が全く異なるが過去試合ではどうだったのか??
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