M.O.M.分類「危険度:XXX」の魔法生物
「危険度:XXX」の分類ランクは『有能な魔法使いは対処可能なレベル』というランクであり、一部人間に危害を加える可能性のある魔法生物(動物、存在、霊魂の3種の総称)。登録されている魔法生物も29種と多く、『ハリー・ポッター』シリーズと『ファンタスティック・ビースト』の劇中でも7種が登場します。
ニフラー:Niffler
カモノハシに似た長いくちばしと黒くふわふらとして体毛が特徴的な『ファンタスティック・ビースト』のマスコット的生物。
ニフラーの腹には袋が付いており、検知不可能拡大呪文に似た魔法空間になっており、見た目以上に多くの物をここに入れることが出来る。温和で飼い主に対して愛情を見せるなど非常に人懐っこい性格をしているが、光り物が好物で貴重品や、宝石店の商品などをくすねる事があるので、室内での飼育は避けたほうが良いとされている。
ビリーウィグ:Billywig
オーストラリア原産の昆虫型魔法生物。羽根は頭のてっぺんにあり、超高速で回転しているため、くるくる回転しながら飛行し、胴体の下にある細長い針で人を刺す。
針に込められた毒には、眩暈を引き起こし、刺した相手を浮遊させる効果がある。浮遊したい人間に好まれ何度も刺される人間もいたが、刺され過ぎるとアレルギー反応が起き一生浮かんだままになる。
ニュート・スキャマンダーがニューヨークへ旅行した際に、数匹のビリーウィグが逃げだしている。
ドクシー:Doxy
硬くて黒い体毛で覆われており、手足が4本ずつある一見虫の様な妖精。
カーテンに隠れるなど家に寄生するが、鋭い毒牙を持ち、もし噛まれた場合は早急に解毒剤を服用する必要があるほど危険な猛毒になっており害獣。1度に最高500個の卵を生み、地中で2~3週間で孵化する。
フウーパー:Fwooper
非常に鮮やかな羽を持つアフリカの鳥。
フクロウの様な見た目をしており、その鮮やかな羽は羽ペンの素材として活用されますが、フウーパーの歌声は長く聞くと聞き手は正気を失ってしまうので、売買されるときは沈黙呪文をかけた状態で行う必要があり、許可制となっている。
映画内ではハッキリと描写されませんが、グラップホーンの脇を通り過ぎていくシーンで確認出来る。
マートラップ:Murtlap
ハダカネズミの様な見た目に、背中に触手を持った魔法生物。サイズ感はドブネズミぐらい。
背中に生えた触手には医療用の薬品に利用できる成分が含まれており、家庭用の医薬品として用いられるが、生体のマートラップに噛まれた場合には、具合が悪くなり最悪の場合、お尻の穴から火が吹き出す事がある。
劇中ではニュート・スキャマンダーのスーツケースから逃げ出し、ジェイコブ・コワルスキーに噛み付きコワルスキーの意識を一時的に失わせたものの、すぐにポーペンティナ・ゴールドスタインに発見され、スーツケースの中に引き戻された。
ヒッポグリフ:Hippogriff
前足、翼、頭は鷲の姿をしており、胴体と後ろ足、尾は馬の姿という魔法動物。グリフィンに似た姿をしており近縁種かも知れない。
性格は気高く、許した者を乗せ空を駆ける。ヒッポグリフを飼育することは魔法界では立派な仕事であり、ニュートン・スキャマンダーの母親がブリーダーとして知られている。
ピクシー:Pixie
電気を帯びたような鮮やかな青色をした妖精。一般的な妖精のイメージはコチラでは無くフェアリー。
悪戯好きな性格で、しばしば人を混乱に落とし込む厄介者。人の耳を掴み持ち上げ、木やビルの上まで運び置き去りにする等、行動は悪戯の域を超える。「イモビラス」を唱える事で対処は可能。
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