『ボーン・アイデンティティー』(2002年)から始まり、本編だけで4作品。
14年間にわたり公開されてきた『ボーン』シリーズ。記憶を無くしたジェイソン・ボーンとCIAとの闘いを描いた作品ですが、結構人間模様が複雑…。
久しぶりに見る人の復習に。これから観る人の予習に。、相関図を含め是非ご活用下さい!
『ボーン』シリーズ:キャラクター相関図
『ボーン』シリーズにおける『ジェイソン・ボーン』までの本編4作品の主要な登場人物の相関図は上記の通り。
意外に、殺害の関係にあるのが少ないのは”不要な殺人”を起こさない、葛藤と成長を続ける『ボーン』シリーズならでは!?
CIA側の登場人物が多く、各計画に携わっている人がシリーズを進むにつれて分かりづらくなるので、一度は相関図を確認してみては?
『ボーン』シリーズ各作品のあらすじを知りたい方。観る順番が知りたい人はコチラから。
顔は見たことはあるけど誰だっけ?となった人は、下の各キャラクター紹介も合わせて確認ください。
『ボーン』シリーズ:主要キャラクター紹介
▼出演作品
『ボーン・アイデンティティ』
『ボーン・スプレマシー』
『ボーン・アルティメイタム』
『ジェイソン・ボーン』
ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)
『ボーン』シリーズの主人公。
元CIAの殺し屋であり、CIAの秘密計画”トレッドストーン計画”の第一成功者。
『ボーン・アイデンティティ』で出会ったマリーとは恋人関係になる。
記憶を失っているものの、殺し屋/工作員としての技量は非常に高く、格闘術、運転テクニック、状況判断力などに長ける。シリーズを重ねる毎に記憶を取り戻し、取り戻していく過程で”ジェイソン・ボーン”という人格や”人を殺す”という事に自問自答、葛藤を続けることになる。
恋愛感情には鈍感な傾向があるが、謀略などや計画の先読みには機微。
▼出演作品
『ボーン・アイデンティティ』
『ボーン・スプレマシー』
マリー・クルーツ(フランカ・ポテンテ)
『ボーン・アイデンティティ』で初登場。
ボーンに2万ドルでパリまで乗せてくれるように頼まれそれに同意したことにより、ボーンと同じくCIAのぶっ殺リストに登録される。その後、ボーンと行動を共にすることになる。ラストではのミコノス島でレンタルスクーターを経営している。
『ボーン・スプレマシー』ではジェイソン・ボーンの恋人としてインドのゴアで一緒に暮らしていた。
▼出演作品
『ボーン・アイデンティティ』
『ボーン・スプレマシー』
『ボーン・アルティメイタム』
『ジェイソン・ボーン』
ニッキー・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)
CIAのエージェントであり。コードネームはスパロー。
1作目から登場し『ボーン・アルティメイタム』からは味方協力者に。
パリ、ベルリンからマドリッドへと異動し、最終的にはボーンを助けるためにCIAを飛びだしCIAのぶっ殺リストに登録される。CIAにハッキングしたりと結構優秀。
『ボーン・アルティメイタム』でボーンに助ける理由を聞かれた時に
「あなたと一緒にいるのはたいへんだった・・・。あなたは本当に何も覚えてないの?」
とボーンが記憶を無くす前は元カノであったことを匂わす。
▼出演作品
『ボーン・アイデンティティ』
『ボーン・スプレマシー』
ワード・アボット(ブライアン・コックス)
CIAの職員で”トレッドストーン計画”の推進者の1人。
ボーンの殺害に失敗したコンクリンに見切りをつけて殺害させ、「トレッドストーン」計画を廃止。結構自ら手を汚す。
愛国者を自認しており、CIAに30年勤めあげるがロシア人グレツコフと組んでCIAから2,000万ドルを盗み出したりと愛国心故と思っている分タチが悪い。
最終的には、拳銃で頭を撃ち抜いて自殺する。
▼出演作品
『ボーン・アイデンティティ』
『ボーン・スプレマシー』
アレクサンダー・コンクリン(クリス・クーパー)
「トレッドストーン」計画の責任者だったCIA職員であり、ボーンの元上司。
『ボーン・アイデンティティ』でボーンを殺害することが出来ず、上司のワード・アボットの見切りを付けられて殺される。
殺された後も、2,000万ドルを盗み出した犯人の1人に仕立てあげられるなど結構踏んだり蹴ったり。
▼出演作品
『ボーン・アイデンティティ』
教授(クライヴ・オーウェン)
「教授」はニックネーム/コードネームで、本名は不明。
CIAの暗殺者の1人であり、ボーン殺害の命令を受けて郊外の家から離れたところでライフルを構えて待つもの、看破され2人による銃撃戦に発展する。
ボーンに敗れた後はCIAへのうらみをボーンに口にしながら死んでいく。
▼出演作品
『ボーン・スプレマシー』
『ボーン・アルティメイタム』
パメラ・ランディ(ジョアン・アレン)
CIAの捜査官。「ボーン・スプレマシー」ではCIAから2,000万ドルが盗まれた事件の犯人を示す文書を買い取る作戦を指揮。結果的にこの事件の捜査を通じて非人道的な計画”トレッドストーン計画””ブラックブライアー計画”を知ることになる。
結果として、上層部に反目しボーンに協力をしていく事になる。CIAの良心
最後はCIA長官やヴォーゼンらの違法行為や、これまでの非人道的な計画をあばき、政府の公聴会で証言する。世間に認知されているので、今のところCIAのぶっ殺リストに登録されていない模様。
ジェイソン・ボーンの本名や生年月日などボーンに伝える。
▼出演作品
『ボーン・スプレマシー』
ユーリ・グレツコフ(カレル・ローデン)
ペコス石油のCEOであり、ロシアの石油王。
2,000万ドルの盗難事件をアボットと共謀した犯人であり、結果アボットがボーンに真相をすべてを話したテープがパメラのもとに届いた事により逮捕。
個人的にキリルを雇ったり、ベルリンでCIAの取引を妨害したりとシリーズを通してCIA所属の人間以外で唯一の気合の入った悪党。
▼出演作品
『ボーン・スプレマシー』
ジャーダ(マートン・チョーカシュ)
「トレッドストーン」計画によって作り出された暗殺者の1人。
『ボーン・スプレマシー』の時点ではボーンと2人だけの生存者だが、ミュンヘンの自宅でボーンと戦闘になり、包丁で戦うが丸めた雑誌と電源コードのコンボで殺される。
▼出演作品
『ボーン・スプレマシー』
キリル(カール・アーバン)
グレツコフに雇われている殺し屋。『ボーン』シリーズでも珍しいフリーの殺し屋である。
インドではボーンが運転していると思い、同乗者を殺す。
ベルリンでは、ボーンの車(その辺のタクシー)を追ってベンツのGLでカーチェイスを繰り広げる。車のランクだけで言うと完全にいじめ。
最終的にはカーチェイスでボーンの車によって柱に押しつけられ、瀕死の状態となる。
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