『ジョン・ウィック:チャプター2』:主要キャラクター/登場人物 紹介
サンティーノ・ダントニオ(リッカルド・スカマルチョ)

主席連合の一角であるイタリア系犯罪組織「カモッラ」の幹部。
同じ主席連合の一翼を担うロシアンマフィアよりは幾分しっかりした組織ではあるが、ボスとなった姉のジアナが継いだことをよく思っていない彼のせいで内部はゴタゴタしている。
かつてジョン・ウィックの仕事の手助けをした貸しがあり、その際の「血の誓印」のメダルを所持している。「血の誓約」によってジョンに姉のジアナを暗殺するように命令し、最初に拒否した時は彼の家を爆破するなど序盤は非常に優秀且つ冷徹なキャラクターだったが、後半ジョンに700万ドルの懸賞金(ロシアマフィアの3.5倍!!)を掛けてニューヨーク中の暗殺者に彼の命を狙わさせた後からは少し情けないキャラクターに。
アレス(ルビー・ローズ)

サンティーノのボディガードで腹心で暗殺者。
唖者であり、手話で会話する。サンティーノの忠実な部下として優秀な暗殺者としてジョンの命を狙う。素晴らしい体術を武器にジョンと対等に戦うも…。
演じたルビー・ローズは、バイオハザードのアビゲイル役でも銃火器を使っていたり、これまでもボーイッシュ且つアクション要素が多いキャラクターが多い女優さん。
ジアナ・ダントニオ(クラウディア・ジェリーニ)

亡き父の遺志を継ぎ、カモッラのボスとして君臨するサンティーノの姉。
「主席連合」の12人の代表の1人であり、ジョンとは旧知の仲。自分を殺しに姿を現したジョンを見て弟のサンティーノの策略を悟り、殺されるのでは無くジョンが見守る中、自ら命を断つ。
カシアン(コモン)

カモッラのボス ジアナ・ダントニオのボディガードで暗殺者。
ジョンの旧友でもあり、暗殺の腕はほぼ互角で単体でジョンを追い詰める稀有な存在。敬愛していたジアナを死をきっかけにジョンの命を狙う。互いの力量を知り尽くしており、プロの殺し屋として苦しまずに殺してやるとジョンと誓い合い殺し合う。
コンチネンタル内では不戦の誓いを守り、旧知の仲としてジョンと酒を飲みかわす紳士。
ジュリアス(フランコ・ネロ)

「コンチネンタル・ホテル・ローマ」のオーナー兼支配人。
ちなみに、コンチネンタル・ホテルはローマが本店だが、ウィンストンより上である事はない。ジョンのことをよく知っている人物で、現在も目をかけている優しい御老公。
ニューヨークのウィンストン同様にホテル内での殺しを禁じている。
バイオリン奏者(ハイジ・マネーメーカー)

バイオリンの路上演奏者で殺し屋。
名前がないキャラクターだが、出演時間はまあまあ長い。
サンティーノ・ダントニオが発したジョン暗殺の公示を受け、バイオリンの路上演奏から不意打ちでジョンに攻撃を繰り出し、重傷を負わせる事に成功するも、返り討ちにあう。
ちなみに、演じるマネーメーカーは監督チャド・スタエルスキーの奥さんでありプロのスタントマン。
『ジョン・ウィック:チャプター2』でアレス(ルビー・ローズ)のスタントも務めていたりする。
スモウ(YAMA)

力士風の殺し屋。
サンティーノ・ダントニオが発したジョン暗殺の公示を受けジョンに挑む。大柄な体格で持ち前の怪力と銃で撃たれても怯むことなタフネスを誇るも、もちろん返り討ちにあう。
演じるYMAは元大相撲力士の山本山龍太。最高位では前頭9枚目とガチの幕内力士。
バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)

地下犯罪組織の王であり、情報屋。元凄腕の殺し屋。
パウリーを始め組織のメンバーは普段はホームレスのふりをして街に潜伏し活動し情報を収集しており、ニューヨークの情報は彼の基に集約されている。情報を生業にしているが、組織としても中々の戦闘力を誇る。流石、元凄腕の殺し屋。
実はジョンとは面識があり、過去に見逃してもらったという過去を持ちジョンに対して”借り”がある人物。借りの返し方には難があるが…。
主席連合に連なる組織として活動を行っているが、紆余曲折あり反目。『ジョン・ウィック:パラベラム』ではジョンを助け、主席連合への叛意を明らかにする。
アール(トビアス・シーガル)

バワリーの手下であり普段は地下鉄の駅でホームレスに扮している男性。
逃げるジョンを匿いパウリーへと繋いだ人物であり、パウリー率いる地下組織の中でパウリーを除き唯一のネームドキャラクターである。自分の意志である程度、行動が容認されている事からも結構組織内では良いポジションなのかもしれない。
アブラム・タラソフ(ピーター・ストーメア)

主席連合であるロシアン・マフィアの現在のボス。
『ジョン・ウィック』に登場したヴィゴ・タラソフの弟で、ヨセフ・タラソフの叔父。
ジョンのマスタングをアジトに保管していたため、彼が取り返しにくると予想しておりジョンが来るならはアジトを放棄しても良いと考えるほどジョンを買っている。
実際にアジトにいる手下が全て倒され平和的に解決するなど、対立は全く望んでいない。
Blu-ray&DVD『ジョン・ウィック:チャプター2』では殺されたロシアマフィアを追悼する特別映像「ジョン・ウィックに殺された皆様へ」の司会を演じている。
オペレーター(マーガレット・デイリー)

主席連合に仕える「管理部」のオペレーター。
懸賞金の公示から、コンチネンタルのサービス停止まで一手に全てを指示通りの発令する。歴史のある組織らしく作業は非常にアナログ。ちなみに他のオペレーターも彼女同様に刺青たっぷり。
『ジョン・ウィック:パラベラム』:主要キャラクター/登場人物 紹介
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