『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』は”インディ・ジョーンズ”シリーズの第3作目にして、時系列的には『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の続編。ナンバリングされていないので、見る順番には注意。
基本”インディ・ジョーンズ”シリーズは主人公のインディ・ジョーンズを除き、各作品で一新されるので人間関係は分かりやすい作品ではあるのですが、今回は『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』に絞って人間関係とキャラクター/登場人物を紹介していきます。
久々に観たいけど、あの人が出ていた“インディ・ジョーンズ”ってどの話/作品だっけ?とか、どんな役回りだったかな?とか。そんな時に是非ご活用下さい!
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』キャラクター/登場人物 相関図
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』は、『インディ・ジョーンズ』作品とのキャラクターの引継ぎはほとんどなし!主人公のインディ・ジョーンズと、『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』で登場したマーカスとサラーが再登場するのみなので、相関関係も比較的簡単。
とはいえ、物語の進行に合わせ登場人物の立ち位置が変わったり、前半に出てきたキャラクターが後半で活躍したり。といった展開があるので、一度は相関図を確認してみては?
顔は見たことはあるけど誰だっけ?となった人は、下の各キャラクター/登場人物紹介も合わせて確認ください。
※相関図はクリックで拡大します!
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』キャラクター/登場人物 紹介
インディアナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード、リヴァー・フェニックス)
言わずと知れた『インディ・ジョーンズ』シリーズの主人公にして考古学者で冒険家。
シリーズ名もあって、間違われ気味だが本名はインディアナ・ジョーンズ。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』では聖杯探索中に行方不明になった父親ヘンリーを探すべく冒険に立ち上がる。
シリーズ初のインディ・ジョーンズの幼き頃やトラウマやトレードマークの起源。家族関係が明らかに。まさかの“インディアナ”が本名では無く自称で本名は”ヘンリー・ジョーンズJr.”だと発覚したのも、この作品。
冒険家としてではなく、ナチスの将校や、飛行船の乗組員などに変装をしたり、飛行機にバイクに馬にと色々な乗り物を乗りこなすなどスパイ映画のキャラクターの様な姿を見せる。
ちなみに少年のインディを演じたリヴァー・フェニックスを推薦したのは、『モスキート・コースト』で共演したハリソン・フォード自身だったりする。
ヘンリー・ジョーンズ(ショーン・コネリー)
中世文学を教える元大学教授で、聖杯研究家。そしてインディアナ・ジョーンズの父親。
アメリカ人富豪ウォルター・ドノヴァンからの依頼で聖杯のありかを調査中、公にはヴェネチアの図書館で行方不明になっていたが、実はドイツとオーストリア国境にあるブランワルド城に幽閉されていた。
非常にマイペースで今作品では結構なトラブルメーカー。インディアナ・ジョーンズとの親子間家はうまくいっていなかったが聖杯をめぐる冒険を共有することで、2人の関係は改善。また色々と現役で、お茶の間に気まずい空気を提供する…。
ちなみに、演じたショーン・コネリーは当時59歳。息子役であるハリソン・フォードが当時47歳と画面上では違和感が無いが、実際には違和感たっぷりの年齢差。
エルザ・シュナイダー(アリソン・ドゥーディ)
ヘンリーの助手であり、オーストリア人の考古学者。今作のヒロインでありビッチ。
考古学者として過去の遺物に対して敬意を持っているが、それ以上に物欲が勝ってしまい自身の運命の命運を分ける。
ヒロインであると同時に、1作目のルネ・ベロックのような役回り。
ヘンリー/インディのジョーンズ親子と肉体関係を持っており、「あの時は良かったわ」とエルザがインディに言うと、インディに言っていると気づかずにヘンリーが「ありがとう。君も最高だった」と答えるという子供には意味を説明出来ないお茶の間を気まずい空気にするシーンを創出する。
マーカス・ブロディ(デンホルム・エリオット)
大学の副学部長で、インディの上司。更にはインディが手に入れた発掘品を収めている博物館の館長。
『インディ・ジョーンズ』シリーズでは珍しい、インディ以外で複数のシリーズ作品に登場するキャラクター。
インディの父ヘンリーとは学生時代からの友人で、ヘンリーが行方不明になったのを知りインディに同行しヴェニスに向かも、散々な目に合う…。度が過ぎる方向音痴で自身が館長を務める博物館で迷ってしまう、どんくさく勘が鈍いなど冒険者には向かない。
ウォルター・ドノヴァン(ジュリアン・グローヴァー)
アメリカの大富豪で、マーカスの博物館のスポンサー。
ヘンリーに聖杯調査を頼み、ヘンリーが行方不明になるとインディに聖杯調査を再依頼するなど聖杯への執着を見せる。実はナチス党員だったことが後に発覚するが、聖杯に関しては自分自身が不老不死になる為に利用しようと考えおり、その執着が彼の身に不幸をもたらすことになる…。
サラー(ジョン・リス=デイヴィス)
インディの友人で、エジプトの発掘王。
『インディ・ジョーンズ』シリーズでは珍しい、インディ以外で複数のシリーズ作品に登場するキャラクター。
シリーズ1作目の『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』でもインディに協力し、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』でもインディに協力する。サラーの車が爆破された後、サラーに義理の兄弟がいたことが明らかになる。
エルンスト・フォーゲル(マイケル・バーン)
ナチス・ドイツの軍人で階級は親衛隊大佐。聖杯捜索隊指揮官として登場。
インディとヘンリーを置いてブルンワルド城をから去る時には「オーストリア式のさよなら」とインディにキスをするエルザに対して、「ドイツ式のさよならだ」とインディを殴るなどインディ親子を虫けら同然に扱う。
老騎士(ロバート・エディソン)
イエス・キリストが最後の晩餐でワインを飲んだ時に使われた謂われる聖杯を発見した十字軍に参加した3人兄弟の騎士の1人。
聖杯のある部屋で聖杯を守る為に700年以上も生きている。騎士のいる部屋には多く杯が置かれており騎士の試練として来る者を拒み続けている。なお残りの兄弟の1人はフランスに辿り着き長寿をまっとうし亡くなる前に修道僧にすべてを語り、その話を聞いた修道僧は本に残したと言われている。
フェドーラ(リチャード・ヤング)
若き日のインディが出会った発掘屋であり盗掘団のリーダー。
十字架を持って逃げた若き頃のインディを、仲間とともに追いかけるも。インディの度胸に感心して自分がかぶっていたフェドーラ帽をプレゼントする。この事が後のインディがフェドーラ帽をかぶるようになった切っ掛けになっている。
ちなみに、「フェドーラ」は通称で本名はだれも分からない…。
アドルフ・ヒトラー(マイケル・シェアード)
聖杯探索を命じたナチス・ドイツの独裁者。
キリストの聖杯で永遠の生命と不死の軍団を手に入れ、世界征服を目論んでいる。
ナチスの集会では、ナチスの将校になりすましたインディと偶然出会い、信奉者の一人だと勘違いしてインディが持っていたヘンリーの手帳にサインをする。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』登場人物のまとめ
今回、主要人物を中心に登場するキャラクターを相関図と合わせて紹介をさせて頂きましたが、如何だったでしょうか?
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 』は1989年公開とやや古い映画ですし、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』だけでは無く”インディ・ジョーンズ”シリーズとしては、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』から、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』まで4作品が公開されているので、記憶が他の作品と混乱しがちです。
そんな途中で登場人物で混乱した場合に、是非このページを役立てて頂けると幸いです。
是非、このページを見て『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』シリーズを更に楽しんで頂ければ!!
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