狂気の映画⑦:ゴーン・ガール
あらすじ
ニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は誰もがうらやむ夫婦のはずだったが、結婚5周年の記念日に突然エイミーが行方をくらましてしまう。警察に嫌疑を掛けられ、日々続報を流すため取材を続けるメディアによって、ニックが話す幸せに満ちあふれた結婚生活にほころびが生じていく。うそをつき理解不能な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害疑惑の目を向け……
引用元:シネマトゥデイ
監督:デイビッド・フィンチャー 上映時間:148分 出演者:ベン・アフレック, ロザムンド・パイク
復讐心に駆られた女性の狂気。あたかも狂気に満ちた殺人事件の様なミスリード予告編でお馴染み(?)のイヤミス映画。ゴア表現もなく、思いっきり騙されて、思いっきり狂気を楽しめる作品。賢い妻、怖い。
フジテレビで2016年に放送されたドラマ『僕のヤバイ妻』が完全に『ゴーン・ガール』ですが、それは言ってはいけない事実。デイビッド・フィンチャー作品の登場人物は狂気に満ちてます…。
狂気の映画⑧:アメリカン・サイコ(2000)
あらすじ
27歳のハンサムなヤッピー、パトリック・ベイトマンは一流企業の副社長。高級マンションに住み、美しい婚約者もいる彼は一見誰もが羨む生活を送っていた。しかし、彼の心の中には深い闇が広がっており、突如襲う衝動に突き動かされ、夜の街をさまよいホームレスや娼婦を殺害していたのだった……。
引用元:allcinema ONLINE
監督:メアリー・ハロン 上映時間:101分 出演者:クリスチャン・ベール, ジョシュ・ルーカス
完璧主義者が知った、もう一つの自分の姿。快感の為に、優越感の為に人を殺す。タイトル通り正真正銘のサイコパス映画。ここまでイってしまう人間は少ないと思うが、近しい人間は普通にいっぱい居るんじゃなかろうか??近くにいたら距離を取りましょう!!
この映画で初めて”クリスチャン・ベール”を知った人は、彼の笑顔が怖く思えるかもしれない…。流石ハリウッドが誇るカメレオン俳優。
狂気の映画⑨:RUN/ラン(2021)
あらすじ
生まれつきの病気で車椅子生活を送る17歳のクロエ(キーラ・アレン)は、大学への進学を望んでおり、自立しようと頑張っていた。そんな中、自身の体調や食事を細やかに気遣い、進学の夢を後押しする母親ダイアン(サラ・ポールソン)が差し出す薬が危険なものであることを知り、彼女は母に不信感を抱く。クロエは過剰なまでに自分を管理するダイアンから逃れようとするが、その先には想像を絶する試練と、思いも寄らぬ事実が待ち受けていた。
引用元:シネマトゥデイ
監督:アニーシュ・チャガンティ 上映時間:99分 出演者:サラ・ポールソン,キエラ・エレン
愛情と狂気は紙一重!?。母親の異常な愛、狂気が巻き起こすサイコ・スリラー。
彼女の異常な愛情、狂気の基は一体?それを知った時、より狂気を感じて”ゾッ”とするハズ。本当に人間は怖い。
『search/サーチ』(2018)で監督を務めたアニーシュ・チャガンティ監督の長編2作目。『ミスター・ガラス』で精神科医を演じたサラ・ポールソンの怪演がより”ゾッ”とさせてくれる作品です。
狂気の映画⑩:私が、生きる肌(2012)
あらすじ
最愛の妻を亡くして以来、完ぺきな肌の開発研究に打ち込む天才形成外科医のロベル(アントニオ・バンデラス)。あらゆるモラルを打ち捨ててしまった彼は、ある人物を監禁して禁断の実験に取り掛かることに。それは開発中の人工皮膚を全身にくまなく移植して、被験者を亡き妻へと作り変えてしまうことだった。着々と妻の代役を創造させていくロベルだったが、思いも寄らぬ事態が起こってしまう。
引用元:シネマトゥデイ
監督:メアリー・ハロン 上映時間:101分 出演者:クリスチャン・ベール, ジョシュ・ルーカス
妻を悲しい出来事で失い、妻を再生させようとする狂気の形成外科医炉ベルの話と思いきや…。
詳しくは本編を観てほしいですが真実を知った時、このロベルの本当の狂気を知る事が出来ます。
生理的に受け入れがたい狂人。それが今作の主人公、天才形成外科医のロベルです。本当に気持ちが悪い…。
物語としては、全てが明らかになった時の驚愕さもあり非常に面白いのですが、絶対に万人受けしません。あまり人に勧めにくい。そんな映画。
狂気の映画⑪:羊たちの沈黙(1991)
あらすじ
若い女性を殺害しその皮を剥ぐという猟奇事件が続発。捜査に行きづまったFBIは、元精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクターに示唆を受けようとする。訓練生ながらその任に選ばれたクラリスは獄中のレクターに接触する。レクターはクラリスが、自分の過去を話すという条件付きで、事件究明に協力するが……。
引用元:シネマトゥデイ
監督:ジョナサン・デミ 上映時間:138分 出演者:ジョディ・フォスター, アンソニー・ホプキンス
狂気に満ちたサイコなキャラクターと言えばアンソニー・ホプキンス演じる”ハンニバル・レクター”でしょう!という事で選出。きっと観たことが無い人でも作品名は知っているハズ。不朽の名作でありサイコ・スリラーの金字塔。人間の脳みそは”食べ物”です。
1991年と古い映画ですが、ただただ面白い。本当に”ハンニバル・レクター”キャラクターは偉大。安楽椅子探偵。
続編も『ハンニバル』(2001)『レッドドラゴン』(2002)『ハンニバル・ライジング』(2007)も作成されていますが、個人的には1が至高。でも一番”痛い”シーンは『ハンニバル』でレクター博士が睾丸を握りつぶすところ…。握力強すぎる。
見て損は無いので、観たことが無い人は是非、時間を作って観てみては?
次ページでは、狂気によって歪んだ精神状態を描く作品を紹介!
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