『モンスターバース』全4作品:評価と興行収入
『モンスターバース』全4作品の評価(IMDb)と興行収入を纏めてたのが、以下の表になっています。
興行収入/評価共に第三作目の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年)で低下し、当初予定されていた第四作目の『ゴジラvsコング』(2021年)で打ち止めという噂もありましたが…。
第四作目の『ゴジラvsコング』(2021年)で評価は持ち直し、コロナ禍中での公開ではありましたが興行収入も想定を超え、北米ではパンデミック期間中で公開された映画の中では最高の初週興行収入を記録。
更に、『ゴジラvsコング』(2021年)の興行的な損得分岐点は$330,000,000と想定されていますが、こちらは2021.6.14時点で超えており、これから公開エリアが増えることを考えれば興行的に大成功したと言える作品になっています。
なので、これからも『モンスターバース』の5作目以降が続くと思って”これらの”作品群を観ていきましょう!!!
作品名 | 公開年 | 製作費 | 興行収入(北米) | 興行収入(全世界) | 収益率(北米) | 収益率(全世界) | 評価:IMDb |
---|---|---|---|---|---|---|---|
GODZILLA ゴジラ | 2014年 | 160000000 | 200676069 | 529076069 | 1.25422543125 | 3.30672543125 | 6.4 |
キングコング: 髑髏島の巨神 | 2017年 | 185000000 | 168052812 | 566652812 | 0.90839357837838 | 3.062988172973 | 6.6 |
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ | 2019年 | 185000000 | 110500138 | 386600138 | 0.59729804324324 | 2.0897304756757 | 6 |
ゴジラvsコング | 2021年 | 180000000 | 99400000 | 427170658 | 0.55222222222222 | 2.3731703222222 | 6.4 |
<注釈>
※『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』/『ゴジラvsコング』は推測値
※『ゴジラvsコング』の興行収入は2021年6月10日時点
※IMDbの評価は”10.0”が満点。過去27,000万レビューを集計しましたが、平均点は”7.1”
『モンスターバース』全4作品のあらすじ/レビュー
今回紹介させて頂く順は、公開順では無く”見る順番”で紹介していきます!
『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017年)
あらすじ
コンラッド(トム・ヒドルストン)率いる調査遠征隊が、未知の生物を探すべく、神話上の存在とされてきた謎の島に潜入する。しかし、その島は人間が足を踏み入れるべきではない“髑髏島”だった。島には骸骨が散乱しており、さらに岩壁には巨大な手の形をした血の跡を目撃する。そして彼らの前に、神なる存在であるキングコングが出現。人間は、凶暴なキングコングに立ち向かうすべがなく……。
引用元:シネマトゥデイ
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ/上映時間:118分/主演:トム・ヒドルストン, サミュエル・L・ジャクソン
モナークがやっとの思いで見つけたタイタン”コング”。調査の為に訪れた未開の土地”髑髏島”。
そんなやっとの思いが詰まっているのに、着くや否や地質調査に爆弾を投下。見つけたコングにヘリで攻撃…と、ストーリーについては思う事がありますが、そんなことを楽しむ映画では無いんです!!
人間の力が及ばない怪獣と怪獣の戦い!それを現代技術で映像化し、迫力満載のシーンを楽しむ!そんな映画。そうすれば、きっとコングを応援してハラハラ、ドキドキできるハズです。あと、スタッフロールは最後まできちんと見る様に!これ重要です!
『GODZILLA ゴジラ』(2014年)
あらすじ
1999年、日本。原子力発電所で働くジョー(ブライアン・クランストン)は、突如として発生した異様な振動に危険を感じて運転停止を決意。だが、振動は激しさを増して発電所は崩壊し、一緒に働いていた妻サンドラ(ジュリエット・ビノシュ)を亡くしてしまう。それから15年後、アメリカ軍爆発物処理班の隊員である、ジョーの息子フォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、日本で暮らす父を訪ねる。原発崩壊事故の原因を調べようと侵入禁止区域に足を踏み入れた二人は、そこで思いも寄らぬ光景を目にする。
引用元:シネマトゥデイ
監督:ギャレス・エドワーズ/上映時間:123分/主演:アーロン・テイラー=ジョンソン, 渡辺謙
日本が世界に誇る大怪獣”ゴジラ”のハリウッド進出、第二作目!
ゴジラの敵として出てくる”ムートー”という大怪獣は、雌雄で個体差があって尚かつ、ゴジラに卵を産み付け寄生させるという”ゴジラ”にとっては駆逐すべき存在。
という事で、東宝版ゴジラとは違い各怪獣は無意味に街を壊したり暴れたりする訳ではなく、その生態に合わせて暴れまわるという”怪獣”というよりは”巨大な生物(種族)”の戦いになっているので、その辺の認識合わせは必要かもしれない。
また、ハリウッド映画なので人間模様にフォーカスが当たる部分もあるが、これは人好き好きかなと…。
とは言え従来通りの”強い”ゴジラを思う存分楽しめるし、戦闘シーンはやりすぎ感があるほどダイナミック。強いて言うと多くのシーンが夜+ゴジラもムートーも黒いので”見づらい”…。部屋を暗くしてみる事をお勧めします!
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