アーサー・トレスラー(マイケル・ケイン)
フォー・ホースメンのスポンサーであり、『グランド・イリュージョン』シリーズの悪役。
保険会社を経営している大富豪であり”保険王”と呼ばれているが、実のところ経営している保険会社では保険金を下さなかったりと悪どい商売をしており、被保険者からは目の敵にされている。嫡出子が7人いるが愛人に産ませた息子ウォルター以外は出来が悪く、ウォルターを溺愛している。
『グランド・イリュージョン』では、自分の預金1億4千万ドル以上が観客であり、ニューオーリンズの災害の時に保険金の支払いを拒んだ顧客たちに移されるという報復を受ける。
『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』では息子のウォルターとフォー・ホースメンへの復讐に燃えるが…。
ウォルター・メイブリー(ダニエル・ラドクリフ)
認知はされていないがアーサーの息子。アーサーに可愛がられている。オクタ社の経営者だったが死を偽装し、影の株主として裏で操り、大金を稼いでいる。ナルシストで、父に認められたい一心で行動をする小悪党感がぬぐえない悪役。
基本、金ですべてを動かし、動かせると思っている当たり、アーサー・トレスラーの遺伝子を濃く継いでいるというのはあながち間違いではない。
フォー・ホースメンのメンバーをマカオまで移送する間に写真を撮りまくったり、写真を加工してスライドショーを作ったりと多分暇人。最終的に父親からも見捨てられる可哀そうな奴。
演じるダニエル・ラドクリフ初の悪役キャラクター。
チェイス・マッキニー(ウディ・ハレルソン)
チェイスはメリットの双子の弟。ウォルターとアーサーの協力者。
12歳まではメリットとコンビを組んでマジックをしていたが、お金を持って逃走。そこから疎遠に。メリットと違い髪の毛がフサフサだが、これは盗んだお金で植毛をした模様。
催眠術の腕はメリットよりも上だが、軽口が多く自分以外の人間をどこか見下している様なフシがある。結局そこをジャック・ワイルダーに付かれる事になるのだが…。この作品において本当に催眠術はチート級の技。
コーワン(デヴィッド・ウォーショフスキー)
FBI捜査官であり、フォー・ホースメンを追う。同僚のディランとはそりが合わず、仲はあまり良くない。
上司のエバンスから捜査の指揮権を譲り受け、2作品に渡り彼らを追う。
『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』でも彼らを取り逃がすが、FBIとしてはウォルターとアーサーを捕まえる事が出来たので一応は面目躍如といったところ。
ルパン3世で言う所の、銭形警部の様な存在。きっと第三作目にも登場するでしょう。
『グランド・イリュージョン』シリーズ:キャラクター/登場人物 まとめ
今回、主要人物を中心に登場するキャラクターを相関図と合わせて紹介をさせて頂きましたが…登場人物やキャラクターの相関関係はあっさり。でも、作品を観ていて途中で登場人物で”あれ?”と思った場合には、どうぞこのページを役立てて頂けると幸いです。
まだ公開日は分かりませんが米ライオンズゲートは第三作の本格始動を発表しており、第三作目についてはライオンズゲートの代表であるネイサン・カヘインが「裏の裏をかく巧みなトリックの数々で観客を驚かせ、楽しませてきたこのシリーズですが、最新作でも、アッと驚く斬新なトリックを多数用意してくれているはずですよ」と語っており、これまでのメンバーの続投に、降板したキャラクターの復活など観ている人間をあっと脅かす円湯つがあるかもしれません!?
是非、このページを見て第三作目の公開前に『グランド・イリュージョン』シリーズを更に楽しんで頂ければ!!
コメント