『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズは2003年の第一作目の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』から始まり約20年…。意外と家族関係者が多く、長年シリーズを続けた結果、結構人間模様が複雑…。
2017年に最新作である第5作品目の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』まで公開されていますが、今後『パイレーツ・オブ・カリビアン6』も公開予定!今から久しぶりに見る人の復習に。これから観る人の予習に。相関図や主要キャラクター/登場人物一覧を含め是非ご活用下さい!
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ:キャラクター 相関図
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズにおける『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』までの本編5作品の主要なキャラクター/登場人物の相関図は上記の通り。結構なカオスマップに…。多分皆さんが思っているより結構に複雑…
シリーズが5作品と長編になり、キャラクター/登場人物が多く乗組員や家族関係がシリーズを進むにつれて分かりづらくなるので、一度は相関図を確認してみては?
顔は見たことはあるけど誰だっけ?となった人は、下の各キャラクター/登場人物紹介も合わせて確認ください。
※相関図はクリックで拡大します!
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ:主要キャラクター 紹介
まずは、『ブラックパール号』に関連する主要キャラクター/登場人物を紹介!
ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの主人公でり、「ブラック・パール号」の船長であり、評議会の一員。カリブ海の海賊長。懸賞金は懸賞金は10,001ギニーで評議会では最高額。
飄々として人を食ったような性格で現金。お調子者で我儘で楽天的で大口を叩く主人公らしからぬキャラクターだが、根は小心者のロマンチストで、海賊という今の身分を愛しており、自由を何より謳歌しているキャラクターでもある。
海賊でありながら、残虐な行いを嫌い情に脆く『流血とは縁の無い海賊』という異名があるが剣術等の腕っぷしも最強格では無いが強く、口先も廻りトリッキーな奇策と天性の勘の鋭さで自分よりも強い相手でも打ち負かす強さを持ち合わす。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』までは、不誠実で欺瞞に満ちてはいるが伝説的な活躍を見せていたが、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』時点では失敗が続き、政府からも見放され懸賞金は200ポンド(ギニーから単価が変わっているがほぼ同じ)まで暴落。これまで自分を守ってきたコンパスされも手放し、最悪の敵であるアルマンド・サラザールを解き放ってしまうなど、ハチャメチャな人生を送る事に…。
シリーズを通じ活躍し、世界で一番速い船「ブラックパール号」で、あらゆる海を走破。遠くの東洋の海賊や海の果ての魔女に、あの世のキャラクターから人魚まで幅広い人脈を持ち、協力者も多い。『パイレーツ・オブ・カリビアン6』も公開は予定されているが、”6″ではジャックが登場するかは今のところ未定…。
ちなみに、生活環境からか息が物凄く臭い。
ウィル・ターナー (オーランド・ブルーム)
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』から『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』までの初期3部作の準主人公。ちなみに職業は鍛冶屋。
小さい頃に乗っていた船がブラック・パール号に襲撃され、漂流していたところをポート・ロイヤル総督の船に救助されポート・ロイヤルで鍛冶屋として生計を立てている。ポート・ロイヤルの提督の娘であるエリザベス・スワンとは幼少の頃より仲が良く大人になってからは恋心を抱くも身分違いの為、ウィル自身が気にして交際には至っていなかった。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で、そんなエリザベスがバルボッサに攫われた事から、彼女を救出すべくく町の監獄に収容されていたジャック・スパロウと共に海に出て物語が始まる。以降は、エリザベスを救出してからも海賊家業を続け深海の海賊デイヴィ・ジョーンズとの闘いに巻き込まれていく。鍛冶屋と提督令嬢の方が、海賊と提督令嬢より身分的には近かったし、そもそもバルボッサがポート・ロイヤルに攻め入ったのもウィルの持つアステカ金貨だった事は言ってはいけない。
鍛冶屋だったが、戦闘力は非常に高く各所で活躍するも、結局はデイヴィ・ジョーンズとの闘いにより、命の危機を迎えた時にジャックの手によりジョーンズの心臓を刺したことにより、命は長らえたがジョーンズの呪いを受け継いでしまう。(助けるためなのか、ジャック自体が呪いに掛かりたくないからなのか、はたまたその両方かは観た人の感想による…。)
呪われた後は、海賊船フライング・ダッチマン号の船長として10年に1度だけ上陸出来るという運命を背負いながらも航海を続けているが、エリザベスとは最終的には結ばれヘンリー・ターナーという息子も誕生している。『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』で再登場し…。
先のジョーンズの呪いを受け継いだり、父親があれだったりと『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに登場するキャラクターの中でも不運なキャラクターである。
エリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』から『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』までの初期3部作のメインヒロインにして、ウェザビー・スワンの大事な一人娘。
貴族の娘でありながら、冒険心旺盛なお転婆な性格であり父ウェザビー・スワンの悩みの種になる事もしばしば。孤児で鍛冶屋であるウィル・ターナーとは恋仲ではあるが、身分違いの恋であり『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』の時点では決まった婚約者であるジェームズ・ノリントンが居たりと、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの中で一番、恋に翻弄されたキャラクターである。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でポート・ロイヤルに海賊へクター・バルボッサ率いる海賊団が押し寄せ、交渉にの為に単身で船に乗り込んだ事により物語に巻き込まれていく。その後もターナーやジャックにより救助されるも、今度はそのままデイヴィ・ジョーンズと東インド会社のベケット卿を相手にする戦いに巻まれ、そのまま評議会では王に選出されるなど波乱の人生を歩む。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』で、やっとウィルと結ばれ、名をエリザベス・ターナーに改めるも、ウィルは呪いにより10年に1度しか陸上に上がれなくなっており、ウィルとの子供であるヘンリーを1人で育てながら、10年に1度ウィルと会う日を楽しみにしつつ生活している。
ちなみに劇中では数少ない常識人の様に描かれてはいるが、ノリントン提督に「結婚の記念として海賊と戦い、ウィルを助けて欲しい」と言って提督を利用して、海賊と命懸けで戦わせた上で捨てたり、ウィルの為に多くの犠牲を出してでもポートロイヤルに戻ろうとしたりと、ウィルが絡むと結構な感じになってしまう…。
ジョシャミー・ギブス(ケヴィン・マクナリー)
「ブラックパール号」の乗組員であり、一等航海士。ジャック・スパロウの古くからの味方であり、数少ない忠実な仲間。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの中で、全作品に登場する数少ないキャラクター(全員で3名のみ)の1人。どの作品でもジャックの右腕であり女房役として面倒ごとを押し付けられては対応している。予測出来ない行動を取るジャックとは裏腹に、常識的で面倒見が良く「ブラックパール号」では大まかな方針はジャックが建てるものの、実際にはギブスが指示してる場面が多い。
裏切りやジャックの行動により何度も袂を分かつも、結局はブラックパール号に戻ってくる頼もしいキャラクター。
アナマリア(ゾーイ・サルダナ)
ジャックがインターセプター号の乗組員の面接を行った際に、やってきた女性。
過去にジャックに船を奪われた経験があり、面接時にジャックを平手打ちをするも「インターセプター号をやる」と言われて乗組員となる。
劇中では主に操舵を担当。『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』の最後には「キャプテン、この船はあなたのものだ」と言ってジャックに舵を譲り渡した。
演じるゾーイ・サルダナは、1作目の後2009年に『アバター』のヒロインに抜擢され一躍有名に。『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』ではスケジュールが合わず登場できずウィル達が人食い人種の島で囚われた時に「人食い人種に喰われてしまった仲間」と語られており、劇中では亡くなっている模様。
コットン(デヴィッド・ベイリー)
コットンはブラックパール号の乗組員。口がきけないため方に乗り掛かったオウムが彼の代わりに会話をする。
ブラックパール号に乗船した時点で口がきけなくなっており、乗船前にマンガードによって舌を切断された事がその理由。ちなみに話せなくなったコットンが、どの様にオウムに言葉を躾けたのかは不明。
マーティ(マーティン・クレッバ)
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』から登場し、インターセプター号やブラックパール号でジャックに仕える乗務員。クラーケンの襲撃を生き延びた数少ない乗組員のひとり。
小柄な体で主には見張り番として活躍するが、戦闘面においてもジャックに仕える乗組員では珍しく3倍近い身丈の人間と戦闘するなど活躍。
ボラード(ダニー・キレイン)
ジャック・スパロウが船長を務めたダイイング・ガル号の乗組員。
過去に強盗計画が失敗した際に、ジャックの元から去った経緯があるが『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』で金を払う事でジャックの元に出戻る。
クレンブル (アダム・ブラウン)
ジャック・スパロウが船長を務めたダイイング・ガル号の乗組員。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』でブラックパール号の船員に復帰するが、復帰理由などはボラードと右に同じ。
ティア・ダルマ(ナオミ・ハリス)
過去にはジャックと恋人関係にあった、ブードゥー教のような魔術を用いる女預言者。
使用者がその時に、最も欲している“モノ”の方角をはっきりと指し示すジャック・スパロウのコンパスを渡したのも彼女。
実際は、神話と伝説の時代に海を統治していた海の女神カリプソであり、最初の評議会により騙され人間の女性の体に閉じ込められた姿。「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」では、無事、女神に戻る。
エドワード・ティーグ(キース・リチャーズ)
ジャック・スパロウの父親にして、先代の評議会の一員。
マダガスカルの海賊長と掟の番人という称号を持つ大海賊でありトゥルバドール号の船長。「出不精」の海賊とされたが「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」ではカトラー・ベケットの艦隊相手に立ち向かう。
なお演じるのは、ローリング・ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズ。ジャック・スパロウ演じるジョニー・デップからの直々のオファーだったそう。
ジャック(ポール・マッカートニー)
エドワード・ティーグの兄弟であり、ジャック・スパロウの叔父。
演じるのは、ビートルズのメンバー、ポール・マッカートニー。キース・リチャーズ同様にジャック・スパロウ演じるジョニー・デップからの直々のオファーであり快諾した事により出演が決定したらしい。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを彩るヴィラン達
ジャックに敵対する(した)主要キャラクター/登場人物については、次ページで紹介していきます!
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで登場する政府関連者
イギリス王室に関連する政府関係者や、海軍。東インド会社の面々を紹介していきます。
人数と文字数の都合上、ページを区切っているのでコチラから飛んで頂くか、3ページ目に移動して下さい!
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで登場する名脇役たち
敵対したキャラクターでもないし、政府関係者でもない。評議会の面々やシリーズ中に登場する脇役たちを紹介しています。こちらも言わずもがな量が多いので、コチラから飛んで頂くか、4ページ目に移動して下さい!
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