『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 』は”インディ・ジョーンズ”シリーズの第二作目にして、時系列的には一番最初。初めてタイトルに“インディ・ジョーンズ”と付いた作品で、1作目と間違われやすい作品…。
基本”インディ・ジョーンズ”シリーズは主人公のインディ・ジョーンズを除き、各作品で一新されるので人間関係は分かりやすい作品ではあるのですが、今回は『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 』に絞って人間関係とキャラクター/登場人物を紹介していきます。
久々に観たいけど、あの人が出ていた“インディ・ジョーンズ”ってどの話/作品だっけ?とか、どんな役回りだったかな?とか。そんな時に是非ご活用下さい!
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 』キャラクター/登場人物 相関図
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 』は、前段で書いた通り他『インディ・ジョーンズ』作品とのキャラクターの引継ぎは基本、主人公のインディ・ジョーンズしかないので、相関関係も比較的簡単。
とはいえ、物語の進行に合わせ登場人物の立ち位置が変わったり、前半に出てきたキャラクターが後半で活躍したり。といった展開があるので、一度は相関図を確認してみては?
顔は見たことはあるけど誰だっけ?となった人は、下の各キャラクター/登場人物紹介も合わせて確認ください。
※相関図はクリックで拡大します!
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』キャラクター/登場人物 紹介
インディアナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)
言わずと知れた『インディ・ジョーンズ』シリーズの主人公にして考古学者で冒険家。
シリーズ名もあって、間違われ気味だが本名はインディアナ・ジョーンズ。
上海のナイトクラブ「オビワン」で、ラオ・チェとの取引に応じるも裏切られて犯罪集団に命を狙われるハメに。偶然、店にいた歌手のウィリーと相棒の少年ショートラウンドと共にに飛行機で脱出するも、乗った飛行機が墜落し…。と不本意な冒険の始まりだったが、そこで辿り着いたのはインドの小さな村。
その村には奇妙な事に子供がおらず、よくよく聞くと邪教集団に襲われ、村の子供も連れ去らという事実が発覚。救出を依頼されるも乗り気では無かったが、襲われた時に村から奪われたのが聖なる石(サンカラストーン)だと知って、考古学者として、冒険家として奪還に向けて動き出すのだった。
諸悪の根源、敵のアジトであるパンコット宮殿に辿り着いた一行は歓待を受けるものだが、その夜には邪教集団サギーの教徒に襲われてしまう。襲われたインディ・ジョーンズはこの危機を乗り越えられるのか??
ちなみにキャラクター名の「インディアナ」は製作のジョージ・ルーカスの飼い犬の名前から付けられており、他の主要キャラクター2名も同様に飼い犬の名前から取られていたりする。
ウィリー・スコット(ケイト・キャプショー)
上海のナイトクラブ「オビワン」のダンサーで歌手の女性。
成り行きで、ナイトクラブからインディによって連れ出され、そのまま飛行機に乗せられるハメに。更には乗った飛行機が墜落し…と物語の開始から本当についていない人物。
インディたちと共に不時着してインドに辿り着き、インディたちと共に邪教集団サギーに立ち向かう事になるのだが…グロテスクな料理で接待されたり、地下道での大量の虫に遭遇したり、邪教とに捕らわれたりと物語のラストまで基本的には不運な女性。彼女が不運に見舞われて絶叫した回数は『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 』1作品で71回にも及ぶ。
キャラクター名「ウィリー」の由来は、監督スティーヴン・スピルバーグの飼い犬の名前から。
ショート・ラウンド(キー・ホイ・クァン)
年齢差こそあるが、厚い信頼関係で結ばれたインディの相棒。
上海では、ナイトクラブから脱出したインディとウィリーを乗せ、明らかに年齢や身長などの問題があるが…車を運転して飛行場に向かう。他の一行と同様に飛行機での墜落を経験し、その後はパンコット宮殿に向かう事に。
パンコット宮殿に入ってからはサギー教に捕まってしまい、多くの子どもたちの一緒に強制労働をさせられる。だが、足枷の鉄の輪を自力で外し、洗脳されたインディを正気を取り戻させなど、どっかの捕まっただけの人間とは違い、一線を画す活躍を見せる。本当に『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 』において松明は「だいじなアイテム」。
キャラクター名「ショートラウンド」は、脚本を担当したウィラード・ハイクの飼い犬に由来している。
ラオ・チェ(ロイ・チャオ)
「犯罪王」と呼ばれる中国の犯罪組織のボスで、上海のナイトクラブ「オビワン」のオーナー。
インディが見つけたヌルハチの骨(清の初代皇帝の骨)を受け取り、謝礼に巨大なダイヤモンドを渡す取引を持ち掛けるが実際に渡す気はなく、取引を終えるとインディ殺害を強行する悪人。
最終的には取り逃がすも、インディが乗り込んだ飛行機が自身の所有のものだったため笑顔で見送るナイスガイである。そもそも、犯罪組織のボスとの取引を受けるほうも受ける方だが…。
フィリップ・ブランバート(フィリップ・ストーン)
パンコット宮殿に視察に訪れていたイギリス軍の大尉。
パンコット宮殿に訪れたインディたち一行と夕食をともにする。サギー教徒に追われるインディ絶体絶命の状況に陥った際には、ある人の要請を受けてイギリス軍兵士を引き連れ、サギー教の男たちを銃撃して蹴散らし、インディの命を助ける。
チャター・ラル(ロシャン・セス)
パンコット宮殿の宰相であり、幼いマハラジャであるザリム・シンに代わりに政治取り仕切っている。
有名な考古学者としてインディアナ・ジョーンズの事を知っており、宮殿にやって来たインディたちを歓迎。豪華な夕食を提供し接待し、不穏な噂についても否定するも、その夜には掌を返して手下に襲わせる悪人。
表向きは宰相として君臨していが、実のところは…。
ザリム・シン(ラジ・シン)
パンコット宮殿の幼いマハラジャ。
元は政治意識の高い立派な少年だったがモラ・ラムによって洗脳されており、呪いの人形を駆使して離れた所から相手を攻撃する立派な邪教徒。呪いの人形の攻撃をショート・ラウンド見破られてボコボコにされる。
その後は近づけられた松明の炎の熱で洗脳が解け…。
モラ・ラム(アムリッシュ・プリ)
サギー教の司祭にして、魔術師。
呪文を唱える事で、生きた人間の心臓を素手で取り出すことが出来たり、洗脳を掛ける事が出来たりとアドベンチャー映画のボスとしての風格を漂わせる強キャラクター。マハラジャのザリムを洗脳することで、実質的にはパンコット宮殿の支配者。
サンカラストーンを探しており、近隣の村から労働力として子どもたちを誘拐しており、村からの依頼を受けて攫われた子供とサンカラストーンを探すインディと対立する事になる。
異能とも呼べる持ち合わせた魔術と、司祭として多数を邪教徒を束ねた軍隊でインディに立ち向かうのだが…。
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』登場人物のまとめ
今回、主要人物を中心に登場するキャラクターを相関図と合わせて紹介をさせて頂きましたが、如何だったでしょうか?
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 』は1984年公開とやや古い映画ですし、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 』だけでは無く”インディ・ジョーンズ”シリーズとしては、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』から、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』まで4作品が公開されているので、記憶が他の作品と混乱しがちです。
そんな途中で登場人物で混乱した場合に、是非このページを役立てて頂けると幸いです。
是非、このページを見て『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 』シリーズを更に楽しんで頂ければ!!
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