1993年の『ジュラシック・パーク』以来、30年近く幅広い人たちに愛される『ジュラシックパーク&ワールド』シリーズ。
そんな映画『ジュラシックパーク&ワールド』シリーズには毎回の様に新しい恐竜が登場し、今や全部で47種もの恐竜が出演しています。ここまで多くなってくると、きっと貴方の知らなかった恐竜がいるハズ!
そこで今回は映画『ジュラシックパーク&ワールド』シリーズの全6作品にに登場した恐竜を生態と登場したシーンをふまえて一挙紹介していきます!見逃していた恐竜や、忘れていた恐竜を是非、見つけてください!
- 『ジュラシック・パーク/ワールド』に登場する恐竜一覧について
- 『ジュラシック・パーク/ワールド』に登場する肉食恐竜
- ティラノサウルス・レックス:Tyrannosaurus Rex
- ヴェロキラプトル:Velociraptor
- コンプソグナトゥス:Compsognathus
- オヴィラプトル:Oviraptor
- モロス:Moros
- プロケラトサウルス:Proceratosaurus
- モノニクス:Mononykus
- テラトフォネウス:Teratophoneus
- アロサウルス:Allosaurus
- メトリアカントサウルス:Metriacanthosaurus
- コンカヴェナトル:Concavenator
- ギガノトサウルス:Giganotosaurus
- ケラトサウルス:Ceratosaurus
- カルノタウルス:Carnotaurus
- ディロフォサウルス:Dilophosaurus
- スピノサウルス・エジプティアクス:Spinosaurus Aegyptiacus
- スコミムス:Suchomimus
- バリオニクス:Baryonyx
- ディメトロドン:Dimetrodon
- 『ジュラシック・パーク/ワールド』に登場する新種の恐竜
- 『ジュラシック・パーク/ワールド』に登場する草食恐竜+翼竜/魚竜
『ジュラシック・パーク/ワールド』に登場する恐竜一覧について
『ジュラシック・パーク/ワールド』に登場する恐竜、全47種は映像を見て確認が取れる恐竜と、映像には登場していないものの、公式サイトでは記載がある恐竜(本編は出ていないが、コンセプトはあった等の場合)を網羅しています。
紹介については、生物学分類に基づいて順番に並べておりますが、数が多いので、作品別や恐竜名で<今すぐ>知りたい人は以下から確認して下さい!
【ジュラシック・パーク/ワールドに登場した恐竜を作品別や恐竜名で<今すぐ>知りたい人は…。】
『ジュラシック・パーク/ワールド』に登場する恐竜一覧
『ジュラシック・パーク/ワールド』に登場する肉食恐竜
ティラノサウルス・レックス:Tyrannosaurus Rex
ティラノサウルスは、恐竜史上でも最大級の肉食恐竜で、太く鋭くとがった歯と頑丈で大きな頭から非常に強い咬合力があったと考えられている。後肢に比べ前肢は小さく指は二本しかなく子供時期から成長がほとんどない。成長自体は早く、25年ほどで成体になった。実際には狩りをしていたか、死肉を漁っていたか。羽毛があったか無かったか。現状でもわかっていない。
そんなティラノサウルスは『ジュラシック・パーク/ワールド』全6作品に漏れなく登場。
『ジュラシック・パーク』シリーズでは最強であり最凶の肉食恐竜として登場し、『ジュラシック・ワールド』シリーズではDNA操作された新種の恐竜に対する対抗馬の様な位置づけ。
ちなみに『ジュラシック・パーク/ワールド』の全6作品に登場する個体は同一の個体である。
ヴェロキラプトル:Velociraptor
全長(頭胴長+尾長)約2.07メートル、腰高約0.5メートル。体格は小さく体型はほっそりとしており七面鳥サイズの羽毛恐竜であったと考えられており、『ジュラシック・パーク/ワールド』で登場する個体(体高高1.7m/体長4.5m/体重136kg)と比較し本来のヴェロキラプトルは非常に小型であった。走る速度は最高で60km/hを超え、強力な斬撃武器である鉤爪を持つ小型でありながら狩りをする活動的な肉食恐竜である事には間違いがない。
先ほど記載した通り『ジュラシック・パーク/ワールド』に登場する個体は、サイズ感などを考えても本来のヴェロキラプトルではない。これは映画でモデルとされたのはデイノニクスであることに由来し、監督のスティーヴン・スピルバーグが「ヴェロキラプトル」という名前を気に入ったため、デイノニクスの体にヴェロキラプトルという名前という複雑な恐竜になったのが理由。
ヴェロキラプトルについても『ジュラシック・パーク/ワールド』では全作品に漏れなく登場し、『ジュラシック・パーク』では高い知能を持ち集団で人間を狩る厄介な存在でしたが『ジュラシック・ワールド』シリーズではヴェロキラプトル4姉妹(特にブルー)の様に人とコミュニケーションが取れる人間側の味方になる恐竜として描かれている。
なお、ヴェロキラプトルが集団で狩りをしていたとされる化石などは発見された事がなく、証拠もない…。そのため『ジュラシック・パーク/ワールド』のヴェロキラプトルは他の種よりも創作物としての色が強い…。
コンプソグナトゥス:Compsognathus
獣脚類の中ではティラノサウルスやヴェロキラプトルと同じコエルロサウルス類に分類される肉食獣。
体長は最大で1.4メートルほどだが、その大半は尾であり尾を除くと鶏サイズ。ミクロラプトルなどの小型恐竜が発見されるまでは最小の恐竜として知られていた程に小さい。小さいが、トカゲを捕食したままの化石が発見されているなど立派な肉食獣で一説には60km/hを超えるスピードで走る事が出来たともいわれている。
『ジュラシック・パーク/ワールド』シリーズでは『ジュラシック・パーク/ロストワールド』での冒頭で初登場。小柄で可愛い感じを出しつつもその実態はピラニアのように集団で獲物に襲いかかり捕食するというイスラ・ソルナ島の恐ろしさを伝えるのに一役買った。その後も集団で襲い掛かりハンターをも仕留める結構残虐な恐竜。それ以降も2作品に登場するが、その際はチラッと見切れる程度。
オヴィラプトル:Oviraptor
オヴィラプトルは白亜紀後期のモンゴルに生息していた、王冠とオウムのような嘴を持った恐竜。
プロトケラトプスのものと考えらる大量の卵の上から最初の化石が発見された事から、卵泥棒という学名を付けられた恐竜。そのお陰でラプトルの名を持つ恐竜の中でも狡猾な印象を持たれていたが、実際は巣を作るオヴィラプトル科が発見された事により、巣を守る親だったことが判明。
恐竜の学名史上最も不穏意な学名を付けられた恐竜となっている。現在では図鑑などでも訂正されマイアサウラと同様に母性の強い恐竜として解説されている。
『ジュラシック・パーク/ワールド』シリーズでは未登場の恐竜であるが、2022年公開の『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』で初登場予定。
モロス:Moros
モロスは、白亜紀後期にアメリカに生息していた恐竜であり、アメリカで発掘されている最古のティラノサウルス上科である。
2019年2月21日に新属新種として記載論文が公開された、最近になり新種認定された恐竜であり実際のところ細かい事は基本まだわかっていない。分類こそコエルロサウルス類>ティラノサウルス上科となっているが、サイズが小さく(発掘されたの個体が6 – 7歳と若いのもあるが)骨が華奢でありオルニトミモサウルス類に近い特性を持っている。
『ジュラシック・パーク/ワールド』シリーズでは未登場の恐竜であるが、2022年公開の『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』で初登場予定。なお『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』では羽毛恐竜として描かれているが、実際にウも恐竜であったかは定かではない。
プロケラトサウルス:Proceratosaurus
プロケラトサウルスはジュラ紀前期のイギリスに生息していた小型の肉食恐竜。これまでにイギリス グロスタシャー州で貯水池の採掘中に発見された頭骨の化石のみしか見つかっておらず謎が多い。
現在、明確に分かっている事は、鼻面に扇状のトサカのようなものが付いていた事。分類上はティラノサウルスの家系に属する近縁種である事の2点のみである。
発掘当時、ケラトサウルスに頭骨の形が似ていた事から名前が付けられた少し残念な恐竜。
映画では映像出演は無く、『ジュラシック・パーク』でネドリーが強奪する胚の1つとして名前だけが登場している。その後も再生されることは無く、今後の出演についても微妙である…。
モノニクス:Mononykus
モノニクスは体の小さな恐竜で、全長1mとニホンキジと同程度の大きさしかないが、れっきとした肉(虫)食恐竜。分類上、コエルロサウルス類に属しているが飛べない鳥類であったという説もある。
クチバシの中には細かく鋭利な歯を持っており小さな動物を食べていたのではないかと推測されている。また、学名の由来になっている親指の大きな爪を活かして虫の巣などを破壊し、中の虫を食べていたという説もある。
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』では、ロックウッド邸に展示されているオブジェとして登場している。
テラトフォネウス:Teratophoneus
テラトフォネウスは2011年に命名されたコエルロサウルス類 ティラノサウルス科の獣脚類。
ティラノサウルスやタルボサウルスと比較し原始的な獣脚類であったこと以外、発見から年月が経っておらず、更に発見された骨が1体分でしかも、断片的な頭骨と前頭骨の一部のみであり明確な生態は不明。
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』では、上記の画像の通りイスラ・ヌブラルの旧送信所の傍に死骸が転がっている。もはや登場と言っていいのかさえ不明。誰が分かるんだろう…。
ちなみに、テラトフォネウスはイスラ・ヌブラルに生息していた恐竜一覧に掲載されていない種でありなぜ存在しているのかも不明。ヘンリー・ウーの遊びの賜物か何か。
アロサウルス:Allosaurus
アロサウルスは、広いエリアに分布したジュラ紀の中型肉食恐竜。
左右の目の上には、こぶ状の骨の突起があり、頭骨は大きさの割に頑丈な作りとなっているが、頭骨には開口部があり重量的には軽くなっている。頭の骨は複数からなっているが、繋がりが緩く可動域があり、大きな獲物であっても容易に口に運ぶことが出来たと考えられている。
『ジュラシック・ワールド 炎の王国』では合計3頭が登場し、一頭は火山噴火から逃れる途中に火山弾に弾き飛ばされ、残りの2頭は捕獲されロックウッド・エステート邸でに運び込まれた。その後は1頭はオークションで落札。もう一頭は野生に解放された。
メトリアカントサウルス:Metriacanthosaurus
ヨーロッパに生息していた中型の肉食恐竜。発見された当初はメガロサウルスの新種として扱われ名前もない状態であったが、研究が進み新種である事が発覚。背骨のてっぺんが隆起している事からほどよいトゲのあるトカゲの意味を持つメトリアカントサウルスと名付けられた。
存在自体は第一作目の『ジュラシック・パーク』から明らかになっており、上の画像の一番左の様にネドリーが奪う胚の一種として登場。日本語訳では誤訳され続け“メトリントサウルス”となったままの可哀そうな存在。
更には再登場が予定されていた『ジュラシック・ワールド』では登場シーンが全カット。『ジュラシック・ワールド 炎の王国』では、火山噴火の前に絶滅が確認されている(上記真ん中の画像の上から5番目の赤字)というシリーズを通して一番不憫な恐竜。
公式サイトがその不憫さを思ってか、映画出演時のCGを見る事が出来る。
コンカヴェナトル:Concavenator
コンカヴェナトルは、白亜紀前期に生息していた他のヴェナトルと同じくカルノサウルス類 カルカロドントサウルス科に属する恐竜の一種。
最大の特徴は、背にある2つの背びれ。これは2本の脊椎の神経刺が異様に高くなっておりそれにより発生している。他の獣脚亜目ではこの様な特徴は無く、何のためにあったのか?については今のところ結論は出ていない。
『ジュラシックパーク/ワールド』シリーズでは、生きた姿での出演はナシ。ロックウッド邸に置かれている剥製(?)として展示されているのみとなっている。結構な頻度で映るので見る時に気を付けて観てみては?
ギガノトサウルス:Giganotosaurus
ギガノトサウルスは、白亜紀後期に南アメリカ大陸に生息した大型肉食恐竜。
現時点で発表されている世界最大のティラノサウルスよりも大きい可能性を秘めた肉食恐竜ではあるが、頭蓋骨は比較的細長く、顎の力はティラノサウルスの方が強かったというのが通説。
優れた嗅覚を持っており、嗅覚を頼りに大型の草食恐竜を捕食していたと見られている。
『ジュラシック・パーク/ワールド』シリーズでは『ジュラシック・ワールド』でインドミナレックスのDNA情報を与えた一匹としてとして情報のみが、『ジュラシック・ワールド』では出演予定でしたがボツに…と出演までは至らなかったが、満を持して2022年公開の『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』で初登場予定!
ケラトサウルス:Ceratosaurus
ケラトサウルスは鼻の上に角状の大きな骨の隆起がり、また背骨に沿ってワニの様に骨化した皮膚が並んでいる中型の肉食恐竜。は肉食恐竜の中でも珍しく、原始的な前肢の指が4本あったりと色々とユニークな恐竜となっている。
シリーズの中では唯一『ジュラシック・パークⅢ』にのみ登場。なぜか以上に顔が赤い!!その唯一の出番がスピノサウルスの排泄物の匂いを嗅いで逃げ出すシーンというのが悲しい。
実はこのシーンは本当はカルノタウルスが担当だったそう。そもそも、ケラトサウルスの造形モデルがティラノサウルスのモデルを流用して作られているので長時間出す訳にはいかなかったのかも知れない。
カルノタウルス:Carnotaurus
カルノタウルスは、目の上に大きめの円錐状の角を持つ中型の肉食恐竜。この角は“コブ”では無くれっきとした角で、このような特徴を持った獣脚類はこの種類のみである。
尾大腿筋は地球の歴史上でも最大級を誇り、小回りこそ利かないものの非常に早く走る事が出来たと考えられる。なお”肉食の雄牛”が意味するように“サウルス”では無く“タウルス”。間違いが多くカルノサウルスは別にいるで要注意!
『ジュラシック・ワールド 炎の王国』では成体2頭が登場するのだが、何かと咬ませ役的な立ち位置を与えられており若干不憫な恐竜。小説版「ロストワールド/ジュラシックパーク 」ではラスボス扱いだったが、映画版では登場せず『ジュラシック・パークⅢ』ではケラトサウルに出番を奪われた苦労人(恐竜)。
ディロフォサウルス:Dilophosaurus
ディロフォサウルスの頭骨には対になった2枚のトサカ状の物がついている肉食恐竜としては中型であるが、生息していた時代のみで考えると大型の恐竜。名前の由来にもなっているトサカは非常に脆く、ただの飾りだったという説が濃厚。
『ジュラシック・パーク/ワールド』では第一作目の『ジュラシック・パーク』から登場している恐竜だが、史実と映画では全くの別の恐竜となっている点は注意!まずエリマキは無い。そして毒も吐かない!
そして、体格も実物より大きく描かれているヴェロキラプトルとは逆にかなり小さくなっており、本当に名前だけ同じだが全くの別モノとなっている。
スピノサウルス・エジプティアクス:Spinosaurus Aegyptiacus
半水生の生活をしていた最大級の肉食恐竜であり、細長い鼻先や円錐形の歯など、ワニに似た特徴を持つ肉食獣。
鼻孔が他の恐竜と比較し目に近い位置にあり、鼻先には神経の通る穴が開いている事から、水に鼻先をつける事でセンサーの様な役割を果たし魚などの水生生物を捕食していたと考えられている。一方、乾季で川が干上がったり時代の流れによって干ばつが発生すると他の草食恐竜なども捕獲していた。
また特徴的な背中の帆は、皮膚に覆われておりラジエーターの様に体に溜まったの熱を放熱する機能を果たしたと推定されている。
2000年代になるまでロクな化石が発掘されておらず、2021年現在も見つかっている骨は結構部分的。
シリーズの中では『ジュラシック・パークⅢ』で初登場し、その後は今のところ出番はナシ。
『ジュラシック・パークⅢ』では、鉄製の飛行機を片足で踏み潰し、体当たりで鉄格子を粉砕したりと非常に屈強な肉体を持ち、ティラノサウルスを完膚なきまで叩きのめして見せた。
排泄物の匂いだけでも、ケラトサウルスを撤退させるなどイスラ・ソルナ島の食物連鎖の頂点に君臨している。水陸両用で単純に強すぎる…。ジュラシック・パークのお陰で有名になったスター恐竜の1種。
スコミムス:Suchomimus
白亜紀前期のニジェールに生息していた肉食恐竜であり、スピノサウルスの祖先にあたる種類。
湾曲した強力な鉤爪を四肢に三本ずつ持ち、長い顎にはやや後ろに傾斜した100本以上の鋭い歯が並んでおり非常に強力なハンターであったと考えられる。化石の発見場所が主に水辺付近でありスピノサウルス同様に水生生物を主に捕食していたと類推されている。
『ジュラシック・パーク/ワールド』シリーズでは動く成体は登場していない。
公式サイトでは『ジュラシック・パークⅢ』『ジュラシック・ワールド 炎の王国』に登場しているという記載があるが、『ジュラシック・パークⅢ』では、スピノサウルスの大きさを引き立てるため、ビリーにその名前を言及されただけで実際には登場しておらず、『ジュラシック・ワールド 炎の王国』においてもヌブラル島から数頭が運び出されていた事が発覚しているだけで、映像には登場していない。
『ジュラシック・ワールド 炎の王国』以降は、どこかの大富豪の邸宅で飼われている模様。
バリオニクス:Baryonyx
スピノサウルスやスコミムスと同じく、テタヌラ類に属する肉食恐竜。属する種の中では原始的な恐竜で、スピノサウルスやスコミムス同様に主に魚食であったと考えられているが、食糧不足に陥った時には魚食のみならず他の草食動物を襲ったり、その死体を食べる事もあったよう(イグアノドンの骨が消化器官に残った化石が発掘されている)。
『ジュラシック・パーク/ワールド』シリーズにおいては、設定上(公式では)は最新作を除く全ての作品に登場しているのですが、本編でその姿を見る事が出来るのは『ジュラシック・ワールド 炎の王国』のみ。設定上はボスキャラになる予定もあったのに…
骨をも溶かす溶岩を浴びても、”熱っ”ぐらいで全く怯まず 研究ラボ跡に籠っていたクレアとウェッブに襲い掛かる。更には溶岩に怯むむ事無く梯子をも登りクレアとウェッブに意地でも食らいつく絶対殺すマン(♀ですが…。)。捕獲もされていなかったようで、噴火に巻き込まれて映画の世界線では絶滅した模様。
ディメトロドン:Dimetrodon
ディメトロドンは恐竜たちが世界を支配していた中生代の1つ前の世代である古生代に生息していた単弓類の一種。単弓類とは、爬虫類のような姿と哺乳類の特徴を併せ持ち古くは哺乳類型爬虫類とも呼ばれており、恐竜では無い。
ディメトロドンの体長は3メートル程度と、恐竜と比較すると小ぶりだが、それでも古生代においては大型で当時の食物連鎖の頂点にいたであろうと考えられている。特徴的な背中にある扇状の帆は、他の帆のある恐竜と同じく体温調整や、メスの気を惹くためのディスプレイとしての役割があったと推測される。
『ジュラシック・パーク/ワールド』シリーズにおいて生体は登場しないが、ロックウッド邸に模型がちょろっと登場。そもそも古生代の生き物なので、今後も生体では登場しないと思われる。
『ジュラシック・パーク/ワールド』に登場する新種の恐竜
インドミナス・レックス:Indominus Rex
インジェン社を買収・傘下に置いたマスラニ社がジュラシック・ワールドの目玉として生み出したキマイラ恐竜。
ティラノサウルスのDNAをベースに、ヴェロキラプトル、アベリサウルス、カルノタウルスなどの複数の恐竜のDNAを付与。更には恐竜以外からもコウイカ、カエル、ムカデなど様々な特殊な能力を持つDNAを配合し人類を脅かす絶対的な脅威として『ジュラシック・ワールド』に君臨した。
産み出したヘンリー・ウーが引くほどに1個体に能力を詰め込んでおり、ティラノサウルスをも上回る巨大な体躯にもかかわらず、高い知能を持ちカメレオンのように周囲の環境に合わせて体の色を変えられるカモフラージュ能力と思いつく限りの要素を凝縮した恐竜。当たり前の様に強く、全シリーズを通して陸に生きる恐竜では最強。
捕食の為では無く殺戮の為に狩りをするなど食物連鎖から外れた”最早”モンスター。『ジュラシック・ワールド 炎の王国』では死してなお利用される。
インドラプトル:Indoraptor
『ジュラシック・ワールド』で大惨事を巻き起こしたインドミナ・レックスを作り出した遺伝学者ヘンリー・ウーがロックウッド財団の資金援助を受けて産み出した軍事利用を念頭に置いたキメイラ恐竜。ヘンリー・ウーは本当に懲りない…
インドミナスレックスにヴェロキラプトルのDNAを配合しており、インドミナレックスと比較すると小型化し姿はラプトル種に似ているが、ヴェロキラプトルと比較すると1.6倍ほどの体長となっており結構大きい。
インドミナレックスがパワー型であるのに対し、インドラプトルはスピード型。オークションでは3700万ドル(約40億円)の値段が付いた。
窓を割らずに鍵を開けて侵入したり、麻酔で眠らされたフリをするなど狡猾で非常に高い知能を持っている。また軍事利用を念頭に置いているため、銃から照射された赤色のレーザーで目標を補足し、音響シグナルで攻撃を開始するという特性がある。
ステゴケラトプス:Stegoceratops
ステゴサウルスの骨板とスパイクをトリケラトプスにくっ付けた様なキメラ恐竜。僕の考えた最強の草食恐竜。発想が子供。
実はステゴケラトプスは映画『ジュラシック・ワールド』にインドミナス・レックスとともに登場させる予定だったようですが…結局はボツに。出演は終盤のヘンリー・ウーの研究所のPC画面に映るのみ。
しかし、流石に僕の考えた最強の草食恐竜!このまま世に出ないかと思いきやシリーズをベースにしたゲーム作品である『Jurassic World™: ザ·ゲーム』や『Jurassic World: Alive』では登場している。
『ジュラシック・パーク/ワールド』に登場する草食恐竜+翼竜/魚竜
次ページからは、『ジュラシック・パーク/ワールド』に登場する草食恐竜+翼竜/魚竜を紹介!
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