『ジュラシック・ワールド 炎の王国』主要 登場人物/キャラクター
『ジュラシック・ワールド 炎の王国』が初登場の主要な登場人物/キャラクターを一気に紹介。
キャラクターの相関関係や説明については、ネタバレを極力省いていますが…。こちらも、全く知りたくない!っていう人はスルーでお願いします。
フランクリン・ウェブ(ジャスティス・スミス)
恐竜の保護を謳う「DPG(Dinosaur Protection Group)」に所属しコンピュータ/システム技術を担当する青年。基本、臆病者。
マサチューセッツ工科大学卒でコンピュータの情報については極めて高度な技術と知識を持っている。DPGに参加する前は、「ジュラシック・ワールド」のIT技術者であった。※『ジュラシック・ワールド』自体での出演は無し
コンピュータ/システム関連しか使えない男だと思われるを嫌ってはいるが、概ねその通り。ただイザという時には意外と頼りになるキャラクター。
ジア・ロドリゲス(ダニエラ・ピネダ)
恐竜の保護を謳う「DPG(Dinosaur Protection Group)」に所属し医療分野を担当する女性。男勝りの性格で喧嘩っ早く、右肩から右腕にかけてタトゥーが入っている。
カリフォルニア大学バークレー校で獣医学を専攻し、現在は恐竜専門医となり銃撃を受けたブルーの治療として弾丸の摘出に輸血にと活躍する。劇中に出てくる唯一の恐竜専門医であり結構な時間、敵に拘束されている…。
フランクリンとは同僚であり、いじり・じられの関係ではあるが、お互い信頼している模様。
ベンジャミン・ロックウッド(ジェームズ・クロムウェル)
ロックウッド財団の設立者で慈善活動家。
旧ジュラシック・パークを建造したジョン・ハモンドとは昔からの知り合いで、一時期はビジネスパートナーでもあった。ハモンドと同じ蚊入り琥珀付きの杖を使用している。
ハモンドと恐竜再生の研究を自宅の地下施設で行っていた時に最愛の娘を亡くしており、今は邸宅で孫のメイジーと使用人と暮らしている。高齢であり健康状態が良くなく、車椅子に乗っている。
実は結構重大な秘密を持っており、その秘密を憂いて、人の手で作り出された恐竜たちを火山噴火からを救おうというDPGの主張に賛同し、恐竜救出作戦を計画した。そうなった経緯は分からないが、イーライ・ミルズを信用しすぎている。
メイジー・ロックウッド(イザベラ・サーモン)
ベンジャミン・ロックウッドの孫娘であり、ベンジャミンの邸宅である「ロックウッド・エステート」ので暮らす10歳の少女。
好奇心旺盛で運動神経が良いが、それが災いして事件に巻き込まれる。
実は出生について秘密があり、その秘密から「ロックウッド・エステート」の地下に閉じ込められた恐竜たちに対して他の人とは違う感情を頂いている。『ジュラシック・ワールド 炎の王国』の非常に重要なキャラクター。続編の『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』にも登場予定。
イーライ・ミルズ(レイフ・スポール)
大学卒業後からベンジャミン・ロックウッドに雇われ、現在はロックウッド財団の実質的運営者として活動している実業家。
対外的には理想主義者であり、慈善活動家であるベンジャミン・ロックウッドの後継者であるが、実のところ現実主義者で拝金主義者。物事をコストで全てを判断し善悪や倫理観も金額次第なところがあるインテリ系悪役。
ロックウッド財団の資金を私的流用し、口止めの為には自ら手を汚すなど、旧3部作・新3部作を通しても珍しい悪役らしい悪役。
グンナー・エヴァーソル(トビー・ジョーンズ)
兵器密売人であり、イーライ・ミルズのビジネスパートナー。
ミルズと同じく、拝金主義者で倫理観よりも何よりも“金”が好きな悪徳密売人。
「ロックウッド・エステート」で行われた、イスラ・ヌブラル島から連れ出された恐竜のオークションでは司会を務めたが…。お察し下さい。
ケン・ウィートリー(テッド・レヴィン)
ロックウッド財団のイーライ・ミルズに雇われた傭兵であり、傭兵集団を束ねるリーダー。
兵士としては任された仕事を犠牲を払ってもこなすプロではあるが、正確には大きく難あり。曲がりなりにも協力していた人物を見殺しに出来るほどには歪んでいる。
また、サディスティックな性格であり、捕まえた恐竜の歯をペンチで引き抜き収集する趣味がある。
この無駄な趣味が災いし…。『ジュラシック・ワールド 炎の王国』での惨劇の主犯はこの人。
イアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)
旧3部作『ジュラシック・パーク』シリーズの事故の当事者であり生き残り。『ジュラシック・パーク 炎の王国』で17年ぶり再登場した重要人物。物語自体には直接関与しないが“語り部”的に確信を語る。
彼は、テキサス出身の数学者でカオス理論の専門家であり、世の中の出来事については人間の考えうるパターンに落ち着かず、複雑に生じる偶然性により予測不可能性であると考えを推奨している。また、彼は数学者として以前に、過去の出来事からも誰よりも恐竜に対するリスペクトを持ち、人によって産み出されたと言っても、その後の恐竜たちが辿る運命には自然に任せ、自然淘汰されるのであれば、それを重んじているべきだと考えている。
最後に語る「人間は恐竜と共存していかなければならない。真のジュラシック・ワールドにようこそ」というセリフは何とも皮肉で『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』に繋がる言葉になっている。
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