プログラムでありながら人に協力する「エグザイル」のメンバー
マトリックスから「追放された=消去待ちのプログラム」であるエグザイルという、現実世界で言う所の「難民」の様な存在。マトリックスからVer.UPや故障などにより“不適合”と判断され、プログラムでありながら反乱軍に協力する立場にあるメンバーたちを紹介します。
オラクル(グロリア・フォスター)⇒(メアリー・アリス)
マトリックスに住む予言者であり、モーフィアスに救世主の出現を予言したプログラムでありネオにマトリックスのメインコンピュータ 「ソース」に行くことを助言するなど、人間を導く。
プログラムとしては、マトリックス内で「選択」を司り人間の行動を理解し予測する為に作成された直感プログラムである。
行動を予測するプログラムだけあって、未来を見通す”予言者の眼”を持っており、その能力はメロビンジアン、スミスも欲しがっている。
自身の削除コードがメロビンジアンに伝わった事で、消滅の危機に陥るもプログラムとして更新する事で生き抜くが、外見が変わる。
なお、実際には演じていたグロリア・フォスターが糖尿病で亡くなった事によるキャスト変更だったりする。
セラフ(コリン・チョウ)
マラクルのボディガードであり、普段はティーハウスの店長。
オラクルに会いにきたネオを確かめるために一戦交えるが、互角に渡り合うなど、かなりの実力者。昔はメロビンジアンの部下であった事もあり、その際は”翼の無い天使”と仇名されていたが、現在は”放蕩息子”と呼ばれている…。
REVOLUTIONSではモーフィアス、トリニティと共にネオの救出に向かい、成功させるもスミスの襲来により同化されてしまう。
キー・メーカー(ランダル・ダク・キム)
メロビンジアンに監禁されている。マトリックスの最古プログラムのひとつである暗号解読プログラム。
メインコンピュータへの 鍵や、MATRIX内のあらゆる鍵を持つ。メインコンピュータ潜入途中にエージェントに接触、モーフィアスに現実世界へ通じる道を教え、ネオにメインフレームに入る扉の鍵を渡し死亡する。
演じるランドール・ダク・キムは、『ジョン・ウィック』シリーズでもキアヌ・リーブス演じるジョンを助ける闇医者ドクを演じていたりする。
ラーマ・カンドラ(バーナード・ホワイト)
発電システムの正規プログラム。正規のプログラムなので本来的には「エグザイル」では無い。
ネオを助けようとするが失敗。プログラムでありながら、娘のサティーに愛情を注いでおり彼女を救うための取引にメロビンジアンと接触し、オラクルの削除コードをメロビンジアンに教えた。
カマラ(タリニー・ミューダリア)
インタラクティブ・ソフトを作成する正規プログラム。正規のプログラムなので本来的には「エグザイル」では無い。
サティーの母であり、ラーマ・カンドラの妻であるが劇中での活躍は無く、レストランでネオが退出する姿を見かけるシーンでのみ登場。
サティー(タンビーア・K・アトウォル))
ラーマとカマラという正規プログラムの間に産まれた子供でありながら、目的の分からないプログラムでありエグザイルである事を余儀なくさせられるプログラムであり目的を持たない最後の「エグザイル」。
マトリックスの再構成の鍵を握る“最後のエグザイル”とされ、朝焼けを描く能力を持っている。
オラクルに預けられるも、セラフと共にエージェント・スミスに同化されるもスミスが削除された事で復活する。
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