「エグザイル」でありながら対立もする”メロビンジアン一味”
エグザイルで構成されるマトリックスのシンジケートである”メロビンジアン一味”。
ザイオンとの関係は中立で、状況によっては取引に応じることもあるが、その思惑から対立する事も。マトリックス内の立場的には「エグザイル」であり削除対象であるため、「削除」を担当するエージェントとは敵対関係にあるキャラクターたち。
メロビンジアン(ランベール・ウィルソン)
マトリックス内で最古のプログラムであり、劇中では明言されないが情報管理を司るオペレーティングプログラムである。
マトリックスがリロードされる度に再読込みされてきおり、 自分でプログラムを作成することも可能。データを直接改ざんする事も出来る巨大な能力を持っている。多くの手下を従え、マトリックスの外に位置する「城(THE CHATEAU)」に君臨している。
パーセフォニーを妻に持ち、 キーメーカーを監禁していたが、パーセフォニーの裏切りにより逃げられる。
オラクルの持つ“預言者の目”を希、ネオを捕らえるが、トリニティーに銃を突きつけられ「この場で死ぬ」か「ネオを渡す」かの2択に迫られ、ネオを渡すことになる。
パーセフォニー(モニカ・ベルッチ)
マトリックス内で最古のプログラムだが、プログラムの意味は不明。
キスをする事で相手の心を読める能力を持ち、昔のメロビンジアンに似たネオに惹かれる。
メロビンジアンの妻でありながら、メロビンジアンを裏切り、ネオとのキスを引き換えにキーメーカーを引き渡す。
ツインズ(ニール&エイドリアン・レイメント)
マトリックス内で最古のプログラムであり、旧式のエージェント
メロビンジアンに使える双子のプログラムであり、 その戦闘力は高く、更には自身を透過させる事で壁を自由に通り抜けたり攻撃を避けることが可能。二人で1人であり1人称は「We」。どこかの有名なヴィランと同じ。
逃げたキー・メーカーを追い駐車場でモーフィアスと戦い、更にカーチェイスを繰り広げるが最期は車ごと爆破される。
ちなみに、演じるニール&エイドリアン・レイメントも、イギリス出身の一卵性双生児。
トレインマン(ブルース・スペンス)
メロビンジアンの部下でマトリックスのあらゆる列車のプログラムの制御及び管理者。
マトリックスと現実世界をつなぐ列車を管理しており、密かにメロビンジアンと取引したプログラム(エグザイル)をマトリックスへ移動させている。
自分の作り出した地下鉄の世界「モービル・アヴェニュー」では神の如く君臨し、ネオを置き去りにしたがメロビンジアンがトリニティーに屈したため、彼の列車はネオを迎えに行くのに利用された。
ケイン(デイヴィット・ノウ)+アベル(マルコム・ケナード)
メロビンジアンの部下あり、2人とも元々はマトリックスに住む人間。画像では右がケインで左がアベル。
メロビンジアンに助け出された事により、メロビンジアンの部下の部下として働くもアベルは部屋でケインと映画を観ていた時にパーセフォニーに銀弾を撃ち込まれ死亡。ケインはそれをメロビンジアンに報告し、その後広場でネオと戦うが蹴り倒される。
マトリックスを作り出した設計プログラム
アーキテクト(ヘルムート・バカイティス)
マトリックスの設計プログラムであり、ソースとマトリックスの間にいて、マトリックスの世界を調整している。
彼の設計により過去マトリックスは一つだけではなく、複数運用されておりネオの事を「6度目の救世主」である事を告げる。プログラムとして純粋な理論に基づいた行動を取り、曖昧さは無く「Yes/NO」の世界で物事を提示し選択しており、人の行動”曖昧さ”を理解し予測する「選択」を司るプログラムであるオラクルとは対の存在。
ネオに人類を救うか、トリニティーを救うかの2択を迫る。
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